歯の治療、被せた金属を削り過ぎるとヤバイ

というわけで（どういうわけで？笑）歯の治療中なわけですが。

薬が効いたのか、ようやく痛みも治まってきましたのでヤレヤレというところですが。

歯の治療つながりで、歯の噛み合わせの調整失敗の警鐘話など．．．

子供の頃から虫歯になりやすい体質（歯質）で、歯は１～２本残してほとんど治療済み状態となっておりますが。

虫歯になると、歯を削って、金属を被せますね？（今はセラミックかも？）

その被せモノは、少し"高め"に作られております。そして、被せたあとに削って噛み合わせの調整をするわけですが。

そのときに、どうしても噛み合わせたときに高く感じてしまって、もっと削ってくれと言ってしまいがちです。

しかし、その時点で高く感じないレベルまで削ってしまうと、ほぼ間違いなく、削りすぎになります。

被せた直後の調整の時点では
「ちょっと高いんじゃない？」と言うくらいまでで止めておくのが正解
です。

その時点では高いと感じるくらいで、すぐに馴染んでピッタリくらいになります。

もし、どうしても高ければ、後日もう一度削ってもらえば済みますから、高めに抑えておいたほうが無難です。

削りすぎてしまったら取り返しがつきませんからね。

もし、削りすぎて、低くなってしまった場合、もう一度高さを出すためには、被せた金属を一度外して破棄、型を取り直して作り直ししかありません。

本当はそれがベストなんでしょうが、それでは大変な手間になりますので、低くなってしまった分、他の歯を削ることで調整することで誤魔化す事が多くなるでしょう。

（※良心的な歯医者さんであれば、はずして作り直してくれるとは思いますが・・・保険点数で目をつけられている歯医者などではどうなるのかちょっと心配ですね・笑）

そう、経験者は語る・・・じつは、それで私は痛い目をみました・・・orz

私の場合は奥歯はほぼ全部治療済みなので、そのたびに高い高いと言ってどんどん削ってもらったので、全体に噛み合わせが低くなってしまいました。

※歯が短くなった分、顔の輪郭が変わるのではないかと心配になったのですが、歯の咬み合わせは紙一枚より薄い程度の調整の世界で、外見上は大して変化はないようです。

しかし、奥歯が全体に低くなった結果、当然、前歯に当たるようになってくるわけです。

そしてとうとう、最後に左の奥歯の治療をした時に限界を超えてしまい。

犬歯の隣の第一小臼歯だけが未治療で、一番高い歯となってしまいまして。

その結果、右側の奥歯は噛み合っているのですが、左は第一小臼歯だけが噛み合っていて奥歯が浮いている状態に・・・orz

しかし、左の奥歯が触れてないと言っても、紙一枚より少ないくらいの隙間で、検査用の紙を挟んで噛むと、噛み合っているよ？と言われてしまうレベル・・・

当然、歯医者さんは、自分が失敗したとは認めたくないのでしょうね、（失敗というより患者の支持に従った結果なわけですが）、再調整は上述のように面倒な事になるので、かなり良心的な歯医者さんだったのですが、やはり、あまり良い顔をしてくれませんでした。

たしかに、離れているといっても極僅かなので、強く噛めば噛み合うのですが、第一小臼歯だけに大変強いストレスがかかり、負担がかかった歯茎に痛みが走るようになってしまいまして。

歯茎に痛みが走るので、左であまり噛めなくなってしまい。。。(T_T)

しかし打つ手もなく、そのまま放置していたのですが・・・

今回左の犬歯の治療をしたのですが、隣の第一小臼歯のストレスで歯茎が傷んでいるせいで、治りがおそくなってしまったような気がします。

今回は違う歯医者さんにかかっていたのですが、一生懸命その事を訴えて、第一小臼歯を少しだけ削ってもらったところ・・・無事、歯茎も治り、また第一小臼歯だけに負荷がかかることなく奥歯が噛み合うようになったおかげで、左右両方で噛みながら食事ができるようになりました！＼(^o^)／