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映画「ブレードランナー2049」あらすじ(ネタバレ注意)

エンターテイメント・アート


映画「ブレードランナー2049」
(原題:Blade Runner)
2017 アメリカ

監督:リドリー・スコット 

キャスト
    ライアン・ゴズリング
    アナ・デ・アルマス
    シルビア・フークス
    ハリソン・フォード


あらすじは下へ(ネタバレ注意) ↓↓↓ ↓↓↓
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宇宙開発に従事し、反乱も多く起こしたネクサス6型レプリカント達は、やがて寿命を迎え死滅した。タイレル社は寿命制限のない「ネクサス8型」を市場に投入したが、人間至上主義運動が興り、レプリカントは製造禁止とされ、タイレル社は倒産した。

その後起こった環境破壊による食糧危機をウォレス社が合成食料の技術で救う。タイレル社の資産を手に入れたウォレスはレプリカント禁止法を廃止させ、より従順な新型レプリカントを製造、宇宙開発へ投入した。

逃亡・潜伏している旧型レプリカントを処分するブレードランナーとして働いていた新型レプリカントの「K」は、処分したレプリカントの居た農場の地下に埋められていた骨を発見する。

分析の結果、その骨は、逃亡したレイチェルのものであること、帝王切開の痕跡がある(=出産した)事、その後出産の合併症で死亡した事が分かる。

Kの上司は生殖能力を持たないはずのレプリカントが出産したと言う事実が世間に知れ渡れ混乱が生じる事を危惧し、秩序を守るため、Kに出産の事実をすべて闇に葬る事を命じる。Kは生まれた子供を探し始めるが、情報を引き出そうとした事でウォレスがその事態を知る事となる。

ウォレスはレプリカントの製造が追いつかないため、レプリカント自身に生殖能力を持たせる研究をしていたが、どうしても成功していなかった。そのため、秘書のレプリカント「ラブ」に生まれた子供を発見し連れてくることを命じる。

ラブはKを泳がせ、生まれた子供の行方を探らせる。

DNA情報を調べ、Kは生まれた子供が孤児院に居た事を突き止め、その孤児院へ赴く。記録は破棄されていて手がかりはなしだったが、Kが持っている「植え付けられた」記憶の中の風景とその孤児院は一致、記憶を辿って少年時代に隠した木彫りの木馬を発見してしまう。

Kはレプリカントの記憶をつくっている女性のもとを訪れ、自分の記憶が作られたものではなく、誰かの記憶であると知る。

Kはその記憶が自分の少年時代の記憶=つまり自分がその生まれた子供であると思い、逃亡する。木馬の産地を分析し、廃墟となった街へ向かい、そこでレイチェルと共に逃げたデッカード捜査官と出会う。デッカードは子供を守るため、記録を消し、改竄し、隠したのだった。

そこでKの行方を追っていたラブの部隊の襲撃を受ける。デッカードはラブに拉致され、重症を負ったKは密かに準備・結成されていた反乱軍に救われる。しかし、反乱軍のリーダーからレイチェルの子供は女の子であったこと(男の子という情報は子供を守るための虚偽情報)だったことを知らされKはショックを受ける。(自分はレイチェルの子供ではなかった。)

デッカードはウォレスに子供の行方と反乱軍の行方を尋ねられるが答えない。レイチェルそっくりのレプリカントを用意し懐柔しようとするが「目の色が違う」と拒否する。デッカードの口を割らせるため、ウォレスは彼を植民性に送る事にする。

デッカードを護送中のラブの飛行艇を襲撃するK。ラブを倒しデッカードを救出したKは、デッカードを娘のところへ連れて行く。娘はレプリカントの記憶を製造していた女性だった。

雪の降る階段に横たわり、目を閉じるK。。。(END)

なんだか、思いの外静かな映画でした。(アクションシーンの音はでかかったけど)

雰囲気は、タルコフスキーを思い起こさせる・・・

※タルコフスキーの映画と言って分かる人はマニアックな人だけですね(^_^;)
美しい映像と静かな音楽が延々続く、とても眠くなる映画を作る人です(笑)

SFとしてはやっぱり2流、と言う印象でした。

「実はデッカード自身がレプリカントであった」と言うような設定を匂わすシーンなどもあるが、すべての伏線の描き方が中途半端で、説明不足かつ伏線拾いきれず、みたいな感じ。

ストーリー重視派の私としては、同じコンセプトならもう少し、2転3転、あっと驚く展開に捻る事ができたろうに・・・と思ってしまう(笑)

何か、色々、残念・・・前作も、「レプリカントハンターがレプリカントの女性と恋をして逃亡する」と一言で説明できてしまうストーリーでしたが、前作はまだラブロマンスがあった分マシだったが、今回はホログラムのAIがヒロインで、何の役にも立たずに終了・・・(Kが殺されるのを止めた事だけは役にたったけれど)

前作にもまして、「雰囲気重視」色が強まったような気がします。。。

まぁ映画としての完成度はそれほど低くはない、むしろ大変すばらしい映像には仕上がっていると思いますので、B級映画の括りに入れることはできない程度には良作だと思います。

ああ、この監督さん、エイリアンを撮った人なんですね・・・

エイリアンが好き、と言う人には向いているかも?

私はエイリアンはSF作品の中では一番嫌いな部類なんですよね・・・(初めて見た時はSFじゃないと思った・・・)

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