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働かないで生きていけるお金があったら、仕事なんてすぐ辞める

日記・雑記


先日、用があって東京のオフィス街に通勤時間に行かねばならなくなった。

スーツを来たたくさんの人が列をなし、ビルに飲み込まれていく。

流れに乗って歩いていたら、間違ってどこかの会社のビルの中に入り込んでしまい、警備員に止められた。

警備員は愛想よく出口を教えてくれた。多分、構造的に、同じように迷い込んでしまう人間が多いのだろう。

駅からの流れで歩いてきたらそのままビルの中へと続いているのだから、分からないのも仕方がない。

結局、ビルの外に出るためには引き返すしかなかったので、流れに逆らって歩く事になってしまったが・・・しかし、まぁ、スーツを来た人の列が、いつまでも切れる事がない。

その人達を見ていて、ふと、人間は、いまれて落ちてから、死ぬまでずーっと働き続けるんだなぁ、と思った。

なんだか、不思議な感じ

働かなくても食べていける人も中にはいるだろうが、多分99%以上の人間が働かないと食べていけない人だと思う。

もし、病気や事故などで働けなくなったら、それで人生終わる。

先進国ならば生活保護で生き延びる事ができるかも知れないが、貧しい国ならそうもいかないだろう、働けなくなったらこの世での人生は終わり。

最近、正直、なんかもう働くのが嫌になってきていて。

どこまで行っても、どんな仕事についても、くだらない人間関係に振り回される。

仕事なんて、愛着もないし楽しくもない、ただ食べていくために仕方なく我慢してやっているだけ。

もし、働かなくて良い身分になったら、仕事なんてすぐ辞める。


働かないで長い時間経って、退屈だったら、何か仕事を始めるかもしれないが、それは生きるために働くのとはちょっと違うわけで。

もし自分が楽しむために仕事するのだったら、お金を貰うのではなくて、こっちからお金を払うべきだろう、楽しませてもらっているのだから(笑)

そういえば昔、実際にそういう人を見たことがある。

大金持ちが、趣味で仕事してる。だから赤字になっても全然関係ない、気にしない、という人。

建設業の工事を請け負っている、4~5人の職人を抱えた親方、いつも作業で汚れた作業服を着ている明るい人だったが

なんと、家は都心の一等地にビルを持っていて、駐車場には外車が何台も並んでいるような人だった。

元請けの担当者が、赤字になってしまって金がなくて払えないと言っても、趣味でやってるだけだからいいよ~と余裕の返事。

羨ましい限りだが、そんな立場の人はごく一部だけ、世界の富の半分は、世界の人口の1%の人が握っている。

この8人の大金持ちは、世界人口の半分と同等の資産を持っている
世界で最も裕福な8人が保有する資産は、世界の人口のうち経済的に恵まれない下から半分にあたる約36億人が保有する資産とほぼ同じだった…
huffingtonpost.jp
大部分の人間は、自分と家族が食っていくために、体が辛くても、心が辛くても、休むことなく働き続けるしかない。 立ち止まることは許されない、立ち止まったら死んでしまうのだから・・・ 月曜の朝に電車に飛び込んでしまう人は、日頃から自殺を考えているような人ではなく、ふと、「この電車に飛び込めばもう働かなくていいんだ」と思ってしまうからなのだとか。 もし金があったら誰も働かないだろう。

若い頃は、お金で幸せは買えない、お金で買えない幸せを手に入れて生きるんだなどと思っていた気がする。

社会に出て2~30年も働くと、お金があれば人生の問題の、全部じゃないけれど半分くらいは解決するなぁ、と思うようになった。

歳をとるにつれ、今では、お金があれば人生の問題の大部分が解決するような気がするようになった。



もしかしたら、人生の問題の、お金で買えない部分は、大部分が解決してしまって、お金がないと解決できない部分が残ったのかも知れないが。

人が生きていく目的ってなんだろう?

多分、人は誰でも、幸せになりたいと思ってる。

人の幸せってなんだろう?

人は、夢を持って生きるのが大切だと言う。

でも、叶えられる夢と叶わない夢がある。

(例えば、不老を望んでも、それは無理だ。)

歳をとって、人の幸せは、究極的には、叶わない夢の中にあるのではないかと思うようになった。

人の(自分の)幸せとは何?
自分に残された夢は何?

その答えに気づいてしまった。それが何かは今は誰にも言うつもりはないけれど、

ある程度生きて、叶う夢は全部それなりに解決してきた人にのこるのは、最後は、叶わない夢なのだろう。

考えてみたら、生まれてから一度たりとも休む事なく呼吸し続けないと生きていけない。一度たりとも休む事なく心臓は動き続ける。

心臓が働くのをやめたら、数秒で意識を失う。

呼吸も停止すれば数分で、体内の酸素が欠乏して意識を失う。

なんだか、すごい大変なことだなと思う。

生まれた瞬間から、倒れるまでずっと走り続ける耐久競技に強制参加させられているみたい。

一時たりとも休むことは許されない。休んだら競技終了。

あなたの記録は○○年○ヶ月○時間○分○秒でした。

その後は・・・死が完全なる終わりであるなら、残るのは永遠に続く静寂と闇、あるいは無か。

あるいは、働かなず、ずーっと休んでいても何も変わらず永遠に続く時間か

あるいは、出会う人みなに殴られ切られ千切られる永遠の地獄か?

もし死後の世界が、生きている間よりもっとずっと辛い苦しい世界だと分かっていたら、誰も死にたいとは思わないだろうが

嫌でも人はいずれ必ず死ぬ、それはどうにも止められはしない。。。

死が終わり=無であるなら良いが、死後の世界がそこから新たに続くなら、そのための準備は念の為しておきたい。

その準備さえも、やり終えるには、人生は短すぎるが・・・(笑)

人は死ぬまでは立ち止まることはできない。

さて、歩きますか。。。

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