NCIS シーズン15 #8「霊能者」あらすじ

原題「VOICES」

あらすじ

ITエンジニアのアンバーは、森をジョギング中、助けを呼ぶ声を聞いた。その声に導かれ、遺体を発見する。アンバーは霊の声を聞いたのか？ギブスは信じなかったが、スローンが興味を持ち話を聞く。国防総省から解決を急かされていたヴァンスも"霊能者"の力を借りろとギブスに命じる。アンバーの霊能力？で殺人の証拠品が見つかるが、その証拠からはアンバーの指紋が出てくるのだった…

娘が死ぬ事になったビル建設の不正を見逃したビクターに銃を向けるアンバー。
しかし彼女の銃には弾は入っていなかった。

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　　(ネタバレ注意)
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ストーリー

持ちをジョギングしていたアンバーは、道に迷ってしまう。その時、助けを呼ぶ声を聞く。その声を辿って行き着いた小屋の扉を開けたところ、ウジの湧いた遺体があった。

被害者はビクター・キング、鉄鋼会社の経営者で海軍と契約していたが、詐欺・汚職の容疑で国防総省が捜査中だった人物であった。

（遺体発見者のアンバーはビクターが殺された時期には国外に居た。）

ギブスは霊の話は忘れろというが、スローンが興味を持ち、アンバーに話を聞く。
アンバーには娘がいたが、心臓が悪く、睡眠中に亡くなってしまった。その事が原因で離婚もした。
話の途中、アンバーはトランス状態になり、新たなヒントを語る。

アンバーの語ったヒントからトマス・ウェストベイという人物が浮上する。トマスはビクターが死ぬ2日前に交通事故で死んでいたが、アンバーは事故ではない、理由はないがそう感じると言う。

トマスの車に事故が起きるように細工をした容疑で整備士を聴取するが、整備士は車の整備などしておらず、ビクターとトマスが行っていた汚職の資金洗浄を手伝っていたと証言する。

スローンに説得され、ギブスはアンバーと話す。ギブスはアンバーにビクターの車の燃料キャップを渡す。受け取ったアンバーは、また"何か"を見る。

アンバーの証言に従い、森を調査したところ、埋めてあった箱からトマスとビクターを殺した証拠が出てくる。そして、その証拠品からは、アンバーの指紋が出てくるのだった。

アンバーを聴取するギブス、しかし、本当に何も知らないと泣くアンバー。

嘘をついているように見えないアンバーを見て、Dr.マラードとスローンは、娘の死という悲しい出来事から逃避するために、アンバーの記憶が封印されているのではないかと推測する。

アンバーの別れた夫を呼び出し事情を尋ねたところ、娘は心臓の病で死んだのではなく、建物の床が抜けて死んだと言う。

アンバーと被害者達は無関係と思われたが接点が見つかる。アンバーの娘はビルの倒壊に巻き込まれて死に、そのビルを作ったのがビクターの会社、トマスは建物の検査官だった。ビクターは強度の弱い材料を使って違法建築をし、トマスは金をもらって検査をパスさせていたのだった。

アンバーに娘の死の真相を話して問い詰めた所、アンバーの記憶が蘇る。「アイツラを絶対許せなかった。」

精神科医に移送される事になったアンバーだったが、移送車から逃亡する。

逃亡したアンバーがNCISのデータに不正アクセスしてきて、国防総省の調査員ジミーの住所を調べていた事が判明。

ジミーの家に侵入し、銃をつきつけるアンバー。実は、ビクターが不正を重ねても逮捕されなかったのは、ジミーが情報を流していたからだったのだ。

「ビクターが逮捕されていれば、あの建物は作られず、娘が死ぬこともなかった。」

家に突入しアンバーに銃を向けるNCISチーム、「殺される、早く彼女を撃て！」というジミー

しかし、ギブス達は撃たない。

「撃つ気はないんだろ？」

アンバーは素直に投降、彼女の銃には弾は入っておらず、最初から殺す気はなかった。

アンバーの狙いはジミーの自白を録画し、ジミーを逮捕させる事だった。。。

アンバーは、恐らく弁護士は裁判で精神疾患を訴えるはずだと言うスローン。彼女にはその資格があるというDr.マラードだった。

子供の性別を検査で教えてもらうかどうかで妻のデライラと揉めていたマクギー。結局検査結果についてはデライラが医者に口止めしたためマクギーは知ることができなかった。
しかし、デライラから再検査になったと電話を受けて慌てるマクギー、メールを見てないのか？と聞かれ、慌ててメールを確認すると、検査の結果は異常なし、ただし、お腹の子供は双子(男の子と女の子）であることが判明するのだった。