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いじめの解決を担任に押し付けるのは限界に来ている?

科学・技術・文化・教育
以前、武井壮氏の

『イジメの責任を教師にとらせるのはおかしい』

という意見について

「努力はしたけれど解決ができなかった場合に教師に責任を問うのは厳しすぎるかもしれない」

(※イジメがあるのを知っていながら看過黙殺していた教師は除く。そのような場合は厳しく処罰すべき)

と書いたが・・・

なるほど、「教師という職業」はブラック企業のようなもので、もう限界に来ていて、さらにイジメの対処をさせるのは無理がある、という現実はあるようだ。

いじめの「学校調査」に闇。被害者の協力で探偵が突き止めた真犯人 - ページ 4 / 4 - まぐまぐニュース!
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教員の多忙化はピークに達している。現場にいると、早朝の7時に出勤し、21時を過ぎても平気で働いている教員はかなりいるもので、その間、休んでいる様子はない。

企業で言えばブラック企業と言えるだろう。ここに新たな教科やアクティブラーニングのような学習形式の変更が加わり、受けなければならない研修も増加。

部活や保護者対応、いじめ、教職員間で起きるパワハラやセクハラなど授業以外での時間消費、精神消費も激しいだろう。

それでも、文科省の調査によれば、いじめの相談先は73.6%が学級担任となっている。担任はもう壊れてしまいそうだったり、いじめについての対応や調査に関する専門性はない。
教師が本当にブラックなのかどうかはともかくとして、確かに、教師がイジメの解決の専門家というわけではないのはそうかも知れない。

イジメイジメと言うが、イジメの範疇を超えて犯罪行為に至ってしまっている事例まで「イジメ」に分類して誤魔化そうとする風潮もある。

もはや、イジメや学級崩壊のようないくつかの特定の事例については、外部の専門機関に委ねるようなシステムが必要なのかもしれない。

※戦後、日本の教育が破壊され続け、教師の質の低下が著しい、という問題も、対処していく必要があるだろうが、これは、社会全体の民度?のようなレベルからの改革が必要であろう。

ではその民度を上げるにはどうすればよいのか?と考えると、やはり教育が重要、となるわけで。イタチごっこな感はあるが、政府主導で強力に教師の教育・指導に力を入れていく必要はあるのかもしれない。。。

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