IQ高いけど頭悪い(笑)

以前、「IQ高いけど頭悪い」なんて話もありましたが(笑)

東京大学の准教授・伊東乾｢みなさんいい加減気が付きませんか？安倍とか麻生とか偏差値40台の方々です｣

▼伊東　乾‏（@itokenstein）さんのツイートみなさん　いい加減気が付きませんか？　安倍さんとか　麻...…

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東大准教授がお馬鹿なツイートをして炎上したらしい。

IQが高いというのは、人間としての生きる知恵があるかどうかとは別の問題なんですけどね。

世の中には、人より走るのが速い人間も居るけれど、足が速いからって立派な人間なわけでも賢明なわけでもリーダーシップがあるわけでもないわけで。それと同じでしょう。

IQテストという、ある種の作業が人より速くできる能力があるというだけで、人として優れてるわけではない。

それが証拠に、このようなツイートをすれば炎上してしまうという事すら分からず、そして消すと増えるということも知らない(笑)

※炎上しても消さずに堂々としていれば良かったのに・・・

サヴァン症候群というのがある。

何かしら、脳の機能に障害がある人が、ある種の作業において、常人ではできないような高い能力を発揮する事。

例えば、脳内にカレンダーがあって、どんな日付でも瞬時に曜日を当てられるとか、見たものをそのまま写真を撮るように脳内に記録できる人（映像記憶能力）とか。

IQが極端に高い数値を示す人というのは、そのような人が混ざっているのかも知れないと思う。日常生活には支障を来さない程度の正常な範囲内ではあるけれど、実はサヴァン症候群であるというような。（天才と言われる人たちもその気がありそうな人も居ますね。）

仮に、IQテストの処理能力が優れていたとしても、人として、本当に賢いかどうかはまた別の問題。（もちろん、東大に行くような人の中には、本当に頭が良い人も居るとは思いますが。）

何百年分のカレンダーが脳内にあって、瞬時に目的の日を引き出すことができるのは、すごい処理能力だと思いますが、だからと言ってそれが何の役に立つのか？それで人より優れいてる人間だとか言ってしまうのは違うような気がしますね。

動物は、人間より知能が劣っていると思っているかも知れませんが、部分的には、動物のほうが人間よりはるかに高い脳力を持っている場合は多いです。

たとえば人間はよほど訓練を積まないと、綱渡りをいきなりはできませんが、犬が綱にのって落ちない動画があります。



鳥なども、空を飛ぶには、ちょっとした風の方向などにあわせて細かくコントロールしなければならず、人間の脳力ではとても処理出来ないレベルなのだとか。

有名なチンパンジーの実験がありますね、知っている人も多いと思いますが。

画面(タッチパネル)に数字が９つ表示され、１から順番にタッチするとリンゴが貰えるというシステム。

数字をちゃんと１～９までの順番を理解しているということだけで凄いですが、さらに、数字が隠れてしまう難度の高いテストでも、チンパンジーは何の問題もなく、驚くほどのスピードで正解してしまいます。

人間が同じ事をするのは難しいわけで、ある部分においては、人間よりチンパンジーのほうが頭が良い、という事になります。

しかし、じゃぁチンパンジーは人間より優れいているから、総理大臣になってもらいましょう、と言っても無理なわけで(笑)

結局、IQ＝脳の処理能力が高いというのは、足が速いというのと同じようなもので、部分的に優れた処理能力を持っているというだけで、人間としての生きる知恵があることとはまた別の問題なわけですよね。