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ペンタブは必要なかった

便利ツール/ソフトウェアハード
先日、ペンタブレットを購入いたしました。

ワコムのペンタブ、ポチッとな。

Wacom Intuos small Wireless のセットアップが分かりにくい・・・

そのため、ブログの記事更新は滞っておりますが。(それでも毎日1件以上は更新してるけど)

目標一ヶ月100件(あくまで目標)はちょっと休止して、お絵かきの修行などしております。

というわけで、ペンタブレットの感想など。。。

結論としては、タブレットは自分には必要なかったかも。。。

タブレットがあったらいいな、と思ったのは、「マウスでは滑らかな線が描けない」からだったわけですが。

タブレットを使えば滑らかに描けるんじゃないか?という期待は見事に裏切られ(笑)

タブレット使っても、やっぱりカクカクプルプルの線にしかならないやん・・・orz

もちろん、マウスよりは多少マシですが、大差ない。

むしろ、ペンタブの使い方にコツが必要で、慣れるまでかなり練習が必要な感じ?

慣れているマウスのほうがかなりマシな場合も。

まぁ、滑らかになるかどうかは、使っているソフトの問題もありそうですが。。。

ペンタブを使えば滑らかな線が描ける?

とりあえず、ペンタブを買ったもう一つの目的、マンガをパソコンで描く時の定番のソフト、通称クリスタ=「 CLIP STUDIO 」を使ってみたかったから

(無料体験版もあるけれど、試用期間が一ヶ月で、マウスしかない環境で、使わないうちに一ヶ月が終わってしまった。)

滑らかな線というと、ベクター線なわけですが、ペンタブを使って、下書きを描き殴って(それもペンタブに慣れていないのでかなり苦戦)、それを薄い青にしてペン入れ・・・

うーん、ペン入れが全然うまくいかない。

液タブじゃなく、ペンタブなので、画面を見ながら、画面じゃない場所に置いてあるタブレット上で描くわけですが、これが全然思ったように行かない・・・

開始点がつかめない感じなんですよね。書き始めてしまえば、描かれる線を見てどの方向に動かせばよいのか分かりますが、書き始める視点の位置がどこにあるのか、感覚的につかめない。

まぁ、数をこなすうちにだんだん慣れてきましたが、それでも、やっぱり違和感があるなぁ・・・

まぁ、それは良いのですが、話を戻して、滑らかな線でペン入れをしようとしても、うまくいかないですね。

どうやってもカクカクした線になってしまう。


ましてや、下書きの線をキッチリなぞろうとしてゆっくりペンを動かせば、どうやってもプルプル細かくブレた先になっていく・・・

ペンタブ扱いに熟練してくれば、多少マシになりそうな予感はあるのですが・・・

しかし、手ぶれ補正機能を強めに設定して、相当に滑らかにペンを走らせたたつもりでも、「制御点」が大量にできていてびっくりします。。。



駄目じゃん・・・orz

私が描きたいのは、そういう先じゃないのです。

単純な曲線なら、制御点は両端二箇所のみでいい。

そうです、私は「 InkScape 」に慣れてしまっている・・・



制御点は始点と終点の二箇所のみですが、実にキレイな滑らかな線ですね。

これ、ペンタブでなぞっても絶対再現不可能な滑らかさであることに、ペンタブ買ってから気がついたという・・・orz

ペンタブを否定するわけではありませんが、私はひたすら滑らかな線を描きたいという希望があったので、それは、人間の手でやるのは不可能なレベルの話だった事に、気付いていなかったのですね。

紙にペンや筆で描くならば、かなりの修練は必要でしょうが、滑らかに線を引くことはできるようになっていくと思いますが。

ペンタブのように、画面とペンを別の場所で動かすような機械では、かなり難しい。液タブでも、画面のペンが触れる部分と実際のカーソルの位置に微妙にズレが生じますので(Surface持っているので経験済み)

私のような要望であれば、ベクター系のドローソフトを使って、マウスで良かったんじゃん・・・orz

ペンタブのメリットは

もちろん、ペンタブにも良いところはあります。

「滑らかな線をフリーハンドで引く」というのはできない事でした。

ではペンタブは何が良いかというと、タッチの強弱がつけられる事ですね。

特に、開始部分と終了部分でフェードイン/フェードアウトすることを「入り」「抜き」と呼んだりします。

「 InkScape 」や「 Adobe Illustlator 」などのベクター系のソフトでは、線の強弱(太い細い)がつけられず、均一な線しか引けないのです。

下図は上がベクター系の線、下がラスター系で強弱("入り抜き")がついた線



ラスター系のドローソフトでは、ペンタブを使ってペンの圧力によって、線の太さ細さが表現できるわけですね。

どうやら、ベクター系のソフトで、この入り抜きが表現できるソフトはないようです。

クリスタは、実はラスター系からスタートしたソフトのようで、その後、ベクター機能が追加されていったのだと思いますが、基本はラスター系ソフトということのようですね。

あと、色を塗る(塗りつぶす)ような作業の時も、ペンタブのほうがマウスよりずっと作業しやすいですね。

そう、ペンタブは、ラスターの時にこそ、力を発揮する、と言う事のようです。。。

クリスタのベクターが何かおかしい・・・

クリスタはラスター系ソフトですが、ベクター系の機能も充実しています。

これは素晴らしいですね。しかし・・・

しばらく使ってみて、どうもクリスタのベクター線は、なんかおかしい・・・

直感的にコントロールできないのです。

実はクリスタのベクター線は「スプライン」「二次ベジェ」「三次ベジェ」と三種類あり、それぞれに互換性はありません。一度書いてしまったスプラインを、途中から二次ベジェに変えたい、というような事はできません。

それは良いのですが、それぞれ、どのタイプを使っても、思ったような曲線になかなかならないのですよね・・・

どうしてそこでそういう曲がり方するの???というような、不思議な癖があり、狙った形になかなかできません。

検索してみると、「ベクターの演算の仕方を改善してほしい」というような要望は昔から出ているようなので・・・もしかしたら、クリスタはラスター系から発祥したソフトなので、ベクター機能は大分充実してきたとは言え、まだまだ過渡期で中途半端なのかも知れませんね。

とにかく、思ったとおりのラインに整形するのに、クリスタではものすごい長時間かかったあげく、結局うまくいかなかったとなってしまうことが多いので、ベクター線で描くならInkScapeのほうが良いかな、という結論になりつつあります。。。

クリスタの話とペンタブの話がごちゃまぜになっていますが、ペンタブの良いところは、線に強弱をつけられる事ともうひとつ、ラスター系で描くときに、筆で色をつけていく「塗り」のような作業であれば、マウスよりはかなり精度が高くコントロールしやすいです。

結局、ペンタブはラスター系用のツールということなんですね。

ベクターを使うなら、ペンタブは必要ないですね。。。

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