昔、目が見えなくなるのと耳が聞こえなくなるのとだったら、耳が聞こえなくなる方が嫌だとずっと思っていた。
普通は目が見えなくなるほうが怖いという人が多いのだろうけど(笑)
多分、私は学生時代にマンガの読みすぎで目が悪くなってしまってそのまま来てしまったので、あまり視覚にこだわりがなかったようで。
景色や星を見るのが好きという人も多いが、私は景色を見るのにあまり興味がない。
なぜだろうと思ったら、よく見えないからですわな(笑)
(もちろん、メガネをかければ見えるんですけどね。)
目が見えない人を集めて、大きなダンボール箱などをランダムに置いた体育館のような場所を歩いてもらう実験というのがあるのだそうで。
驚くべきことに、目が見えないはずの人たちが、ほぼ100%、障害物の前で立ち止まる事ができたのだとか。(もちろん杖などは使っていない)
どうやら、前に障害物がある場合とない場合の足音の反響の違いを感じ取っているらしいとのこと。
(試しに、ヘッドホンをして音楽を聞きながら歩いてもらったところ、全員障害物にぶつかってしまったのだとか)
人間、目が見えなければ、他の感覚が敏感に発達するらしい。
私も、人より耳と鼻が良いようだ。
感度が突出していると言うことはまったくない、むしろ耳も鼻も人より悪い(笑)
が、人より先に匂いや音に気がつくことが多い。
それは、あまり目がよくなかったからなのかもしれない・・・などと思ったり。
若い頃は、もともとあまりよく見てなかったモノが見えなくなるより、音がない世界で生きるほうが嫌だとずっと思っていた。
そう言ったら「目が見えなくなっても助けてくれる人が居る自信があるから言えるのだ」と言われた事がある。
そう言った人は、自分は孤独だから、目が見えなくなったら生きていけないということだった。
いや私も、そんなに人望があるタイプではない、むしろ孤独に生きているタイプですけどね。
ただ、あまり人と付き合いたくない、関わりたくない!とまで思うほどひねくれても居ないというか。
できれば人とは関わりたくない、という思いが強い人は、そうなのかも知れない。。。
しかし、そんなことを言っていた私も、歳をとって(耳が悪くなってきたのもあるが)、やはり私も、耳が聞こえなくなるより、目が見えないほうが嫌だと思うようになった。
耳が聞こえなければ不便はあるかも知れないが、なんとか生きてはいけそうな気はする。
しかし、目が見えなくなると、生活に支障が出て、確かに、誰か他人の手を借りる必要が出てくると思う。他人に迷惑をかけるのは確かに嫌だ。
それに、歳をとって、自分を助けてくれる人が居ないかもしれないと思うようになったこともあるのだろう。。。(寂)
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