スイープの達人:フランク・ギャンバーリの名前が出ていたので補足追記
彼は右手のピッキングが異様に軽いです。
そして、かなり深く歪ませていて、弦高は(ブリッジを改造してまで)限界ギリギリまで下げています。
そして、手首を弦やブリッジの上には置かず、手首はほとんど動かさず、肘を支点に前腕をレコードのアームのように(本人談)動かします。
右手の手刀側(?)ではしないようですが、親指の根元側でミュートしているようです。
独特な音色で、そのようなセッテイングと奏法で音がはっきり聞こえるように作っていると思います。
つまり、そこまで徹底的にスイープ奏法に特化したスタイルとセッティングを追求しての結果なんですね。
それでも、鬼のような練習が必要なことには変わりないですが。
セッティングや弾き方についても、色々と工夫されてみたら良いと思いますよ。
余談ですがギャンバーリの真逆を行く速弾きギタリストがクリス・インペリテリでした。
「すべての音をピッキングすること」に拘っていたそうで、ブリッジ近くをゴリゴリピッキングしまくります。
スイープも使うのですが面白いなと思ったのは、上行時はスイープなのに、下降時にはオルタネイト・ピッキングするのです彼は。多分、単なる癖なんだろと思いますが・・・。
極意としては、ピックの持ち方があります。
親指を反らす持ち方と、内側に曲げる持ち方がありますが、速くテクニカルに弾く人はほとんどが後者です。
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