間気を漏らしている人が現代人には多い、ということは繰り返し書いてきましたが。 原因は様々ではっきりしませんが、間気は、ふとした拍子に体外に漏れ出してしまうことがあるようです。 また、外に漏出していなくても、怪我や病気の部位では消耗してしまったり、あるいは深い悩みを抱えているような人は、脳の間気が消耗してしまうということもあるようです。
そこで疑問、間気が幽体と肉体の接着剤なら、間気が漏れ出してしまったりすると、幽体が肉体から外れてしまうのでは? ⇒完全になくなっちゃったら、肉体と幽体は分離しちゃいます。 しかし、全部がそっくり失くなることはめったにない(もしそんな状態になったらその人は多分生きていられないでしょうから) ただ、漏出・消耗してしまって、部分的に "薄く" なったりなくなったりする事はあるようです。 そうなると、間気がなくなってしまった部位の肉体と幽体が、部分的にズレるという事はよくあるようです。 例えば、足から間気を漏らしてしまう人は意外と多いようですが、足の間気が極めて少ない状態になり、足の幽体が肉体の足とズレてしまうということが起きる。そうなると、足がうまく動かなくて何もないところで転んでしまったりするかもしれません。(自分は足を動かしたつもりで、幽体の足は動いていても、物質の肉体の足がついてきていない、みたいな状態ですね。) 手や足ならまだ良いですが、もし、"頭部" の幽体肉体とズレたら・・・? なったことがないのでどうなるか分かりませんが、夢を見ているように?意識が曖昧になってしまうかも知れません。 もしそれが車の運転中だったら・・・ 「居眠り運転による事故」と言われるうちのいくつかは、もしかしたらコレなのかも知れませんね。。。
ところで、よく、「幽体離脱」をやりたがる人がいるそうです。 幽体と肉体を分離させるには、その接着剤である間気をなくしてしまう(極端に薄くしてしまう)必要があります。 どうやるのか分かりませんが、もしそれが実現できたら、幽体は容易に肉体から離れるようになるでしょうね。 ただ、肉体から完全に幽体が抜けてしまったら、それは「死」ってことなのではないのか?という疑問がありますが、幽体離脱を目指している方々が言うには、肉体と幽体は彼らが呼ぶところの「シルバーコード」と呼ばれるケーブルのようなもので繋がっているのだとか。 これが切れてしまうと「死」ということになるけれど、たとえ幽体が肉体から完全に分離したとしても、シルバーコードが切れなければ死ぬことはないのだとか。 そして、このシルバーコードというようのは、彼らが言うにはですが、極めて強靭で、滅多に切れることはないのだとか。
いやいやいや。 霊魂学的にも、そのシルバーコードのようなものはあるにはあるようですが、実際には、そんな強靭というようなものではないらしいですよ? 幽体が肉体から抜け出てしまった後、幽体が肉体に戻ろうとしたときに、ちょっとした抵抗があった場合、それだけで戻れずに死んでしまう事になるのだとか・・・ もし、幽体が抜けてでしまった空っぽの状態の肉体があるというとき、それを霊魂がみつけてしまうとどうなるか? ※目に見えないだけで、結構そこら中に、普通に幽霊はうろついています。 彼らは肉体を持っていませんが、もう一度肉体を着てみたいな、と思うことはあるようです。 死んでないけど空っぽの肉体があったら、ちょっと入ってみたくなる誘惑に駆られるようです。 (他人の肉体に入ったからといって、すぐに動かせるわけではないのですが…慣れてくるとどうなるか分かりません。) そんな状態の時、もし、本人の幽体が戻ってきて、肉体に戻ろうとした。けれど、中には他の霊魂の幽体が入り込んだまま・・・ 本人は戻りたいけれど、中の霊魂が出るのを嫌がってちょっと押し返したら、それだけで、シルバーコードは切れて死んでしまうことになる可能性があるのだそうです。。。 よく、朝方死んでいる人がいるのは、物質的には心臓発作ということになっていますが、もしかしたら、そういうケースも含まれているのかも知れませんね。
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