「エクセルを開くと同じファイルが二重に開かれる」という質問を受けました。 検索してみると、エクセルのファイルを開くと、目的のファイルとは別に新しい(白紙の)エクセルファイルも開かれる、という情報はたくさんヒットする。 この問題は、「%APPDATA%\Microsoft\Excel」にある「XLSTRAT」フォルダを削除すると治るようです。(バグらしい)
ただ、今回は、新しいファイルではなく、同じファイルが二重に開かれている。 ああ、これは、あれですね。 「新しいウィンドウを開く」機能。 これは、同じファイル上の異なるシートを同じ画面上に並べて表示して作業したい、と言う時に重宝する機能です。 上部のリボンの「表示」から「新しいウィンドウを開く」を押すたびに、同じファイルが多重に開かれていきます。
※昔、同一シート上の異なる領域を並べて表示させる機能があったのですが、これだと異なるシートは表示できなかったと記憶しています。たぶん、異なるシートでそれを実現するために、このような形に変更されたのではないでしょうか。
で、これは私も知らなかったのですが、多重に開いた状態のまま、ファイルを保存して閉じてしまうと、その状態が記憶されてしまう模様。 次に同じファイルを開いた時に、自動的に複数に分かれた状態で開いてしまうわけですね。 なので、他のファイルでは起きない、ある特定のファイルでのみ発生するようになるわけです。 これを治すには、閉じる前に、複数開いているウィンドウを閉じて、一つだけの状態にして保存すればOKです。
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