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アナザープラネット あらすじ (ネタバレ注意)

エンターテイメント・アート


『アナザープラネット』(原題 ANOTHER EARTH)
2011 アメリカ
監督 マイク・ケイヒル
出演 ブリット・マーリング、ウィリアム・メイポーザー

ある日、空(宇宙)に地球とそっくり同じ天体が現れる?!
運転中に空を見上げてしまったローダは交通事故を起こしてしまうが・・・
もう一つの地球には、事故を起こしていない自分がいるかも?!

↓↓↓ストーリーは下へ(ネタバレ注意)↓↓↓

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ざっくり短めのあらすじ


ある日、空(宇宙)に地球とそっくり同じ天体が現れる?!
ニュースを聞いて思わず空を見上げて事故を起こしてしまった少女ローダ。
事故から唯一生き残ったバローズに謝りに行くが、本当の事を言い出せず、家政婦として雇われることになってしまう。
家政婦として働くうち、やがて心を通わせるようになる二人。
だが、ローダが第二の地球へ向かう宇宙船のクルーに選ばれる。ついに本当の事を話すローダ。
そして、第二の地球ではバローズの家族は死んでいないかもしれないと、クルーの席をバローズに譲るのだった。
そして、バローズが宇宙へ旅立った4ヶ月後、驚くべきことが起きる・・・


詳細ストーリー(ネタバレ注意)


天体に憧れる少女ローダは、17歳でMITに合格した。

「なんだってできる気がした、無敵だった」

そんなある日、空(宇宙)に地球とそっくり同じ天体が現れる(?!)

運転中にラジオでニュースを聞いたローダは思わず空を見上げてしまうが・・・

家族の乗った車に激突してしまう(※おまけにローダは未成年・飲酒運転であった)


4年後、刑務所を出たローダ。。。

ニュースでは、その星が、地球とまったく同じ地形であり、町までそっくり同じで、幻ではなく実在していると伝えていた。

空を見上げると第二の地球 (大きくなっている?)

迎えに来た家族から、第二の地球への宇宙旅行のクルー募集があることを聞く。

人と話したくないと、掃除夫の仕事を始めたローダ。

ある日、事故現場におもちゃを供える男性をみかける。

インターネットで、事故について調べると、家族のうち、少年と母親とお腹の子は死んだが、父親だけは生き残っていて、意識が回復した事を知る。

男性は大学教で音楽家であったため、住所が判明。

男性の家に行き中を覗くが、男性の様子を見たローダはそのまま雪の平原の中で服を脱ぎ、横たわって第二の地球を見上げながら目を閉じる。

自殺を試みたローダだったが、発見され、ベッドの上で意識を取り戻した。

家に帰ったローダは宇宙飛行のクルーへと応募する。

「自分のような犯罪者がこのような冒険には最適だ」

再び被害者の男性(ジョン・バローズ)の家に行くローダ。
謝るつもりだったが、本当の事を言えず、ハウスキーパーの無料お試しだと嘘をついてしまう。

荒んだ部屋を片付けるローダ。
結局そのままバローズに雇われる事になる。


研究者たちがテレビの公開放送で第二の地球に呼びかける試みが行われており、相手の星に記憶まで含めて自分とまったく同じ人間が存在していることが判明する。

バローズの家に掃除に通うローダ。

徐々に立ち直っていくバローズ。

やがて二人は少しずつ心を通わせていく。


しかしある日、ローダはバローズの思い出の品(死んだ家族の服)を勝手に洗濯してしまう。

バローズは激怒し、ローダを追い出す。


しかしバローズは怒ったことを謝罪にローダの家を訪ねて来る。

ローダを連れ出し、ミュージック・ソーの演奏を聴かせるバローズ。

その夜、結ばれる二人。


ローダに宇宙旅行のクルーに選ばれた知らせが来る。

それを聞いたバローズもお祝いしてくれるが

「まだ僕たちは始まったばかりだ、行かないで欲しい」 と漏らす・・・。

「自分の話をまず聞いてほしい。それでも行くなと言うなら行かない。」

と言うローダ。

しかし、バローズの妻と子供を殺した犯人がローダであることを聞いたバローズは激昂し、ローダを追い出すのだった・・・。


家に帰ると宇宙事業団からの航空券が届いており、テレビ局が押し寄せてきていた。

テレビでは天体物理学者が

「第二の地球はこちらの地球の複製でまったく同じものだったが、お互いを発見した時を境に違う道を進み始めた可能性が高い。」

と語っていた。

それを聞いたローダは家を飛び出し、バローズの家に向かう。

バローズはドアを開けてくれないが、窓から侵入するローダ。

思わずローダの首を締めてしまうバローズだったが、かろうじて思いとどまる。

ローダは

「第二の地球は、その存在が確認された時から違う運命を進み始めている。」
「もしかしたらバローズの家族は第二の地球では生きてるかも」

と伝え、宇宙財団からの招待状を置いて行く。。。


普通の生活に戻ったローダ。

仕事終わりに、事務所のテレビで流れていたニュース

訓練を終え、数日後の打ち上げを待つ宇宙飛行士達が紹介されていた。

その中にバローズの姿を確認して微笑むローダ。


四ヶ月後

朝もやの中?を歩いているローダ
自宅の前で立ち止まる。

倉庫の前にもう一人のローダが立っていた・・・

END



SFかと思いきや、若気の至りで事故を起こした少女の贖罪が主なテーマの作品

結末がぼかしてあって、どう解釈するかは見た人次第・・・

こちらの地球からはバローズが行き、第二の地球からはローダが来た、と言う事なのだろうか・・・???

例によって疑問点は色々ありますが・・・

勝手にクルーの資格を譲って大丈夫なものなの?
というか、そもそも第二の地球が突然現れたワケとかまったく説明されていませんし。
だいたい、空に浮かぶ第二の地球、どんどんデカくなってますけど、大丈夫なんですか?!

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