『キャリー』(原題 Carrie) 2013 アメリカ (ホラー映画) 原作 スティーヴン・キング(1974) 監督 キンバリー・ピアース 出演 クロエ・グレース・モレッツ、ジュリアン・ムーア 超能力を持った少女キャリーが、同級生のイジメにあい、その能力を爆発させて大惨事になる。 キックアスでヒット・ガールを演じた「希代の美少女」クロエ・グレース・モレッツを起用した同名小説の三度目の映画化 ホラー映画というよりは、ただキャリーが可哀想なだけの作品。1976版ではヒロインはただ悲惨なだけの印象だったが、クロエ・グレース・モレッツはやはり美少女、キレイに撮られていてその点では評価が高い模様。クロエのファンなら需要があるかも。 (※吹替版では1976年版でキャリーを演じた潘恵子が今作では母親役を演じ、キャリー役の娘・潘めぐみと親子競演が実現している。)
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ストーリー(ネタバレ注意)
厳格で狂信的な母親に育てられたキャリーは、学校のシャワールームで生理になってパニックを起こしてしまう。
「生理」も知らないのかと同級生たちにからかわれ、パニックの様子を撮影されネットに公開されてしまう。
狂信的な母は、娘が穢れた女の身体になってしまった事を憎み、お祈り用の狭い部屋にキャリーを閉じ込めた。混乱したキャリーが泣き叫ぶと扉に亀裂が走り、祭壇のキリスト像は血を流す。(それを機に、キャリーは、自分にモノを触れずに動かせる能力があることを自覚していく。)
キャリーへのイジメに怒った担任教師は生徒たちに厳しく当たり、イジメ主犯のクリスは反発する。
クリスは弁護士の父親を頼んで校長に「担任に虐待を受けた」と抗議に来るが、クリスのスマホに保存されていた動画が証拠となり、訴えは退けられ停学が確定する。
同級生のスーはキャリーに酷いことをしたと後悔し、自分の恋人でクラスの人気者のトミーに、キャリーをプロム(卒業パーティ)に誘ってくれるよう頼み込む。(スーとトミーは良い奴)
最初は断っていたキャリーだったが、担任の説得とトミーの粘り強いアプローチに心を動かされ、プロムに出席することにする。
母親は反対するが言い争っている内にキャリーは超能力を発言させ、母に悪魔と罵られる。
母をお祈り部屋に閉じ込め、家をでることができたキャリーはトミーとプロムに出席。生まれて初めて着飾ったキャリーは美しく、投票でクイーンに選ばれるが、停学でプロムに出席できなくなった事を逆恨みしたクリスの罠で、ステージ上で豚の血を浴びせられる。
怒ったキャリーは超能力が暴走、会場は炎上してしまい、沢山の人が死ぬ。
キャリーにかろうじて残っていた理性か、担任教師は殺されずに助けられた。
同じ場所に居たはずのトミー(※豚の血が入っていたバケツが頭に当たって気絶してた)は死んだ模様(後のスーの証言から)
クリスは車で逃亡するがキャリーに発見される。
大地を割って車を止めるキャリー、クリスは車を引き返しキャリーを轢き殺そうとするが、キャリーの超能力で車はコースをそれ、ガソリンスタンドに突っ込み炎上。
家に帰ったキャリーを母親が優しく抱きしめる。
しかし、その手にはナイフが握られており、背中を刺されるキャリー。
「オマエは呪われた悪魔の子だ」とキャリーを殺そうとする母親を、キャリーは超能力で返り討ちにしてしまう。
母の亡骸を抱いて嘆き悲しむキャリー
家がキャリーの超能力で崩壊し始める。
そこにキャリーを心配してスーが訪ねて来る。
キャリーの手を取り、一緒に逃げようと説得するスー
キャリーはスーのお腹の子供が女の子だと指摘
スーのお腹にはトニーの子供が居た。
「知らなかったの?」
キャリーはスーを超能力で家の外に放り出す。
直後、家は完全に崩壊、キャリーは瓦礫に埋もれてしまう・・・
裁判で証言するスー
「キャリーのような超能力を持っている人間は他にも居る。悪いのは自分たちだ。」
キャリーの墓参りに来るスー、しかし墓にはキャリーを罵倒する落書きが。
花を供えて立ち去るスー
墓石がアップになり、ヒビ割れていく
---END---
"There are other people out there like me who can do what I can do." #CarriesJournal #WhatHappenedToCarrie pic.twitter.com/1Hp6JsEI40
— Carrie (@CarrieMovie) 2013年12月23日
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— Carrie (@CarrieMovie) 2013年12月23日
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