毎年、春になると、不思議な感覚が湧き上がってきます。 春の空気は、明らかに空気が他の季節とは違いますよね。多分、花粉が飛んでいるからなんだろうと思いますが、独特の空気の感触がありますね。 その、独特の空気感に触発されて、なんとも形容しがたい感情が浮かんできます。 なんでしょうか、自由?開放感?それと新しい生活への期待感/不安感?そんなものを、春の空気は呼び起こします。 寒い季節が終わり、暖かくなる予感の高揚感もあるのでしょうが、それ以上に、春という季節は、別れと旅立ちの季節だからなのでしょうね。 そのような体験の積み重ねの「思い出」が、別れや「卒業」による開放感と、新生活への期待感を思い出させているような気がします。
もう少し暖かくなってくると、すぐに、夏の匂いを感じ始めることでしょうね。 初夏の空気が呼び起こさせる気持ちも、やはり、これから始まる緑生い茂る夏の避暑地のバカンス、そこでドラマが起こる事を期待するような気持ちですね。 そして、夏の終わりには、夏が終わってしまう、祭りが終わってしまう寂しさのようなものを感じます。 秋の空気は、爽やかな、最高に心地よい季節が来る事の期待感、そして、それを逃さず楽しみたい焦りみたいなものもあるでしょうか(笑) そして冬の気配が来る。 冬は、クリスマスや正月など、冬なりの楽しみを期待する気持ちが呼び起こされますね。 そしてまた春が来る・・・
このように、「期待感」を感じながら巡る季節を感じられるのは、きっと、幸せな生活の中に居るからなのだろうと思います。。。 後何回、巡る季節を見ることができるでしょうか。 数えてみれば、季節を味わうのは、多くてもせいぜい百回くらいの事なのですよね。 若い頃は、人生はとても長く感じましたが、あと何回あるのか、とても短いと感じる歳になってきました。。。
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