コロナウイルス騒動のせいで、株や為替、仮想通貨も異常に下落しているとか。 下がってる時に買い、上がったら売るのが基本。 だから、今買っておけば儲かるかもしれない。 もちろん、博打的な要素もあるかも知れないけれど・・・ ただもし、ずっとこのまま下がったまま、と言う事があるとしたら、つまりそれは、この「伝染病」がずっと終息しないまま、ズルズル延々と続いている状態という事になる。 やはり、いずれウイルス騒動は終息する時が来るだろうと思うわけで。 (人類がウイルスで壊滅しない限りは) そうなったときには再び値は戻るんじゃないかと思うので。 普通に考えたら、今買っておけば、初夏の頃には倍になってるかもよ? などという話を冗談交じりにしていたところ、ある同僚が、 「じゃぁそれで儲かったら奢ってくれ、みんなにでパーッと使ってしまおう。」 と言いだしたのです。 なんでオマエに奢らにゃならんの???と思ったら 「どうせアブクゼニ(泡銭)なんだから」 と言う。。。 「そういう金(泡銭)は身につかないから、パーッと使ってしまったほうがいいんだよ」 と。 それなりに時間をかけて株価とか為替について勉強し、相場を観察してきた自分としては、何言ってんだ?と思い、そう言いましたが、 「金は、"まっとうな労働" で稼ぐべき」だと言う。。。 どうやら、彼の中では、株や為替、仮想通貨などの取引で儲けるのは「まっとうな労働」ではないということらしい。なんだか頭の固い人だなぁと思いますが。
まぁ確かに「投機」というのはギャンブル的な要素があるのは事実ではあるかも知れませんが。 ただ「運」の要素が大きい本物のギャンブルと違って、ちゃんと勉強して真面目にやれば(リスクはゼロにはならないにせよ)、競馬やパチンコに入れ込むギャンブラーと一緒にされるのは違うんじゃないかな?とも思うわけで。 それって、有名なピカソの絵の値段の話と同じじゃないかと。
ピカソの熱烈なファンという人が、ピカソに会う機会があり、興奮して絵を書いてくれとせがんだとか。 ピカソは30秒ほどで絵を描きあげ「100万ドルになります」と言った。 頼んだ人は驚いて「これを描くのにたった30秒しかかかってないじゃないですか!」と言ったが ピカソは「30年と30秒です」と答えたとか。
「たった30秒で適当に絵を描いて大金を稼いだ」と言ってしまったら、それは「まっとうな仕事」ではないと言うことになってしまう? でもその30秒のためにピカソは30年勉強してきたわけです。 株式や為替、仮想通貨にしても、一瞬の売買で大金を稼いだように見えるかも知れませんが、長い間、勉強し、株価を観測し続けて、その一瞬のタイミングを掴んだわけで。 まったく「労」なく金を稼いだというわけではないですよね。 長い時間勉強をして、対価を払っているわけです。 それでもリスクはあるでしょうが、しかし、それを言うのなら、会社経営だっていつ不運に見舞われて倒産するか分からないし、雇われ労働者なら、経営不振でいつリストラされるか分からないわけで。そういう意味では、どんな仕事も博打と同じじゃないでしょうか。。。 絶対に倒産しない労働者になりたければ、公務員を目指すしかないわけで。 では公務員が「まっとうな労働」かというと、仕事ぶりが悪ければ「人の税金で食ってるくせに」「税金泥棒」などと揶揄され批判される事もあるわけで。 (もちろん真面目に働いている立派な公務員の方も多くいるとは思いますが。)
自分の手を動かして、体を動かして働くと、人は「働いた」という気分に成るのだと思いますが。 金を動かして利益を生むような仕事は、まっとうな仕事とは思えないという人が居るのは理解できなくはないですが。 でもそんな事言ったら「銀行」や「証券会社」だって「まっとうな仕事」ではないと言う事になってしまいますよね。お金を融資・運用して利益を出している金融業は全部そうなってしまう。 様々な企業・事業に出資している「投資家」も、まっとうな仕事ではない、ということになってしまう。
まぁ、一言で表現すれば、「労働者」と「資本家」の違いですね。 自分の「労働力」を売って稼いでいる人は「まっとう」で、金を動かしてるだけで稼ぐのは「まっとうな仕事ではない」という感覚でしょうか。 しかし、投資や投機で稼ぐ人だって、それなりに勉強をし、情報を収集し、市場価格を常に監視し、リスクを負いながら神経をすり減らしながらやっている部分もあるわけで。 労働者とは働くスタイルが若干違うだけで、どちらも仕事であることには変わらないんじゃないかと、個人的には思いました。 何にしても、「資本」がなければ「労働者」という存在も成り立たないと思いますので。。。
言ってるそばから、株価超回復した模様
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jp.wsj.com
今回は素人でも読みやすい確実な状況でしたね。
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