他の人から渡されたEXCELで、外部ファイルへのリンクが設定されている場合などで、外部リンクが存在しない時、その外部ファイルを探しに行ってしまって延々待たされる事があります。
開く時にリンク更新の警告が出ますが、その時点ではどんなリンク先なのか分からないし、ついうっかりそこで更新を押してしまったり。
※怪しいファイルはリンクも読み込まないようにしましょう。
で、見つからない外部リンクは解除してしまいたくなるわけですが、なぜか解除できないケースがあります。
まず、解除の方法
データ → リンクの編集
で、見つからないリンク先を解除
ところが、上記の操作を行ってもリンクが解除できないケースがあります。
その場合のチェックポイント
(1)名前の管理
「範囲」に名前をつけて使用できますが、同じファイル内の範囲なら良いのですが、別のファイルの範囲を指定する事もできてしまうのです。
この機能、後々修正しようと思った時に厄介な事になるケースがあるので、できたらあまり使わない法が良いかなぁと思います。
解決方法は、『数式』→『名前の管理』を開いて、定義されている名前を削除してしまえばOKですね。
削除したあとは、リンクの削除も可能になります。
(2)条件付き書式
条件付き書式の中でも数式が使えますが、そこに外部ファイルへのリンクが使われているケースがあるのですね。
これも削除すればOK
(3)データの入力規則
データの入力規則(「データ」→「データの入力規則」)にも、数式が入っているケースがあり、そこに外部ファイルへのリンクが使われているケースがあるのですね。
入力値の数値が「リスト」になっていると、「元の値」のところに数式で外部リンクが指定されている事があるようです。
これも入力規則を削除してしまえばOKですね。
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