Linuxにおけるファイルの権限(パーミッション)は三種類だけ
・読み取り(r)
・書き込み(w)
・実行(x)
そして、それぞれに数字が割り当てられている
読み取り=4
書き込み=2
実行=1
これらの数字の合計値0~7によってファイルの権限が表される。
なんの権限もなければ0
読み取り権限がある場合は4
書き込み権限がある場合は2
実行の権限がある場合は1
全ての権限がある場合は4+2+1=7
読み取り書き込みの権限はあるが実行権限がない場合は4+2=6
読み取りと実行の権限がある場合は4+1=5
という事になる。
表にすると
記号表記 |
2進数 |
8進数 |
--- |
000 |
0 |
--x |
001 |
1 |
-w- |
010 |
2 |
-wx |
011 |
3 |
r-- |
100 |
4 |
r-x |
101 |
5 |
rw- |
110 |
6 |
rwx |
111 |
7 |
また、権限を持つユーザの種類も三種類
所有者
所有グループ
その他
それぞれにおいて、上記の数値が割り当てられる。
全てのユーザにすべての権限がある場合は777
所有者に全ての権限、その他は読み取り・実行の権限がある場合は755
という具合
また、ファイルの種別にも3つあり「 - 」はファイル、「 d 」はディレクトリ、「 l 」はリンクを表す。
ls -l コマンドにより確認できるアクセス権は
「ファイルの種類」「所有者の権限」「グループの権限」「その他の権限」
となります。
-rwxr-xr-x
のようになります。
これはファイルであり、権限が755と同じ意味となる
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