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ねずみ講に勧誘された経験談

政治・経済・法律
いつの頃だったか・・・ネズミ講(マルチ商法)にひっかかった事があった。

引っかかったというと正確ではない、結局、ネズミ講なのが分かったので断った、という話。

まだ、インターネットが爆発的に普及するよりは、少し前の頃だったと思う。
(インターネットは既にありましたが、モデムでピーヒョロロ、テレホーダイとかそんな時代だったかな?AMAZONはまだなかったか、メジャーではなかったような気がする・・・)

何か、副業で通販の商売でも始められたら良いなと考えていたので、当時は結構出ていたその種の広告の中から、誠実そうなところを選んで連絡をとってみた。

ネズミ講などする気はなく、真面目に商品の通信販売をやれればと思っていた。
その商品の提供元(仕入先)が、販売代理店のような形で個人の下請けを集めて口コミ的に広めていく商法は、それが良い品物であるなら、有りかなと思った。

広告の文言は、いかにもそれっぽいだったので、電話で話を聞いてみた。

品物は本当に良いものだと言う。
自信を持っておすすめできる、と。

まずは5万円でスターターキットを買って、始めてみましょうと。

スターターキットは販売商品(プロテインとか美容液とかだったかな?)がセットになっているもの、それを5セットくらい。それを売るという。

なるほど、良さそうだと思ったが、そのスターターキットが売れて在庫がなくなった場合の、次の仕入れ方法について尋ねたら、雲行きが怪しくなってきた・・・(ーдー;)

そのキットの中の、例えばプロテインだけ気に入ったから継続的に購入したいというお客さんが出たら、それだけ仕入れさせてくれるんですよね?と尋ねたのだが、要約すると

「商品の追加仕入れはない」

要するに、スターターキット以外の商品はない、らしい・・・

???

次にそのスターターキットを売ってくれる人を見つけてくれたら、その人に、スターターキットを売れ、という。

またその人が別の人を見つけて、スターターキットを買ってもらい・・・

ちょっとまて!

それ、完全なネズミ講やん・・・(ーдーメ)

それが分かったので、きっぱりお断りいたしました。

かなりしつこく食い下がられたけど。

「そんな詐欺的なやり方ではうまくいかないと思うよ」と言って、電話を切った。

ら、翌日、また折り返し電話がかかってきて、『契約はしなくていい、そのうまくいかないと言った理由を教えてくれ』と言う・・・(笑)

もう契約する気もないし、何も教えずに断りましたが。詐欺的商法にヒントを与える必要もないですからね。

もう一件、これは知人の話

同じように、通販のような商売を引き受けてしまったらしい。

こちらは、私が目指していたような、ちゃんと品物を仕入れてそれを売る、ある意味まっとうな商売だった。

しかし、部屋には30箱もの大量の品物の入った段ボール箱が山積みに・・・

そして、今月中にこれを全部売りさばかないと、来月にはまた同じ数の商品が送られてくるという。

それを仕入れるのに、最初に何万円か払ってしまったらしい。

そして、毎月、同じように金を取られ、品物が強制的に送りつけられてくると。

必死こいてその品物を全部売り切れば、それなりに儲けにもなる。

本気でがんばれば、まぁ商売としては間違ったやり方というわけでもない。

が、美容液だったかなんだったか、これも決してモノは悪いものではないというが、それを毎月100本も200本売り切り続ける、それは難しいんじゃなかろうか・・・?

本気でそれを売る商売に取り組む気があるなら、やってみても良いけれど、そこまで取り組む気がないのなら、さっさと断ったほうが良い。

結局、その人は、商売を始めたかったわけでもなく、お金に困っていたわけでもなく、ただ付き合いで断りきれず引き受けてしまっただけだったので、やっぱり無理と契約を破棄、最初に払った金は諦めて、山になっていた品物は、知人にタダで配って終わりと言う事になり、私ももらったので、この話を知った。

今にして思うと、その業者?も、真剣に品物を販売する子業者を増やす目的ではなく、無理な仕入れを押し付けて買い取らせ、売り切れるならそれもよし、売れなくても最初に何十箱か買い取らせる事ができる、そういう阿漕な商売だったのではなかろうか・・・

本当に長く売って欲しいなら、そんな無茶な仕入れを強要する必要はないはずですからね・・・

まぁ、時は流れ、宅配便網の劇的な変化によって、通販の商売方式も芸的に変わり、あの時代の詐欺まがいの商売も意味が無いようなものになってしまったと思いますが。

まだあるんですかね、そういう商売?(笑)

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