自分の住んでいる街に、毎日、必ず見かけるオバサンがいます。 髪は全部真っ白ですが、老婆と呼ぶには随分元気そうな、オバサンという雰囲気。 毎日、どこかしら、駅周辺に佇んでいる／歩いている姿を目撃するのです。 暑い季節でもコートを着ていたりして、ホームレスかな？と思うのですが いつもバッグを３つくらい持ち歩き、よくコンビニでタバコを買って、路上の灰皿の設置されている場所で吸っている姿も見ます。 あまり極端に近づいたことはないのですが、すれ違ったことくらいはあり。別に不快な臭いをさせているということもありません。 服装も、いつも同じというわけではなく、よく変わっている。 携帯電話を持っていたところも見たような気がします（記憶違いかも？） 普通に、その辺のオバサンと変わらない感じ。 しかし、夏でも冬でも、かなり早朝から、割りと夜遅くまで見掛けるのです。 ホームレスではないけれど、家に居場所がなくて、早朝出て深夜に帰るような人なのか？ いや、多少のお金は持っている、小奇麗だけどホームレスな人なのかも？ 深夜、終電が終わった後に駅にでも入り込んで休んでいるとか？ 真相は分かりません、謎の人物です。。。
一度ホームレスの立場に堕ちてしまうと、そこから這い上がるのは大変な困難を伴うと聞きます。 「住所」を失くしてしまうと、あらゆる登録が不可能になるのだとか。 仕事にも就くにしても住所不定では雇ってもらえないのですよね。 連絡をとることもできなくなるし、情報も入らなくなる。 そして、精神的に病んでしまい、気力もなくなり、それなりにホームレスで生活ができるよういなってしまうと、惰性で進んでしまう・・・ 誰でもそんな立場に陥る可能性はあるのですよね。 本当はそこまで生活に困窮してしまった人のために生活保護という制度があるはずなのですが、なぜか日本では、生活保護は本当に必要な人には渡らないとよく聞きます。。。 それほど裕福な身でもない私は、明日は我が身かも・・・？といつも考えてしまうのでした。。。
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