NCIS 15 #13「悩める少女たち」あらすじ

原題：「FAMILY TIES」

あらすじ：海兵隊員の遺体が発見された。深夜のジョギング中に車に轢かれたようだ。轢いた車を発見したが、運転していたのは持ち主ではないという。調査を進めていくうち、少女たちが車を盗んで乗り回していたことが判明。車に同乗していた少女の家に事情聴取に行った所、なぜかその家族は逃亡してしまった。調査を進めていくうち、逃亡した家族が親子ではない事が判明する・・・


娘が万引きで捕まり悩むヴァンス
うちの娘に限って・・・？！
立場上、ヴァンスは仕事を辞めなければならない事態さえありうる。それを理解していない娘ではないはずだが・・・？！

※ジェネビーブの母親役は、ビバリーヒルズ高校白書にアンドレア役で出ていたGabrielle Carterisでしたね。

詳しいストーリーは下へ
　　(ネタバレ注意)
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ストーリー

海兵隊員の遺体が発見された。上官によると、深夜にマラソンするのが週間だったという。

現場に落ちていたライトの破片と塗料から、車種を特定（マセラッティ）

隣接三州で所有者は三人だけ、一人は現場近くに住んでいた。

車の持ち主の家を尋ねた所、車のヘッドライトは破損しており、持ち主のジョンは泥酔して眠っていた。

ジョンを聴取するも、昨夜は飲んでいたので車の運転はしていないという。車には酒気を検知するとエンジンがかからない装置が装着されており、運転していたのはジョンではないということに。

車の中から「G・L・B」というイニシャル入りの高校のマスコットキャラのブレスレットが出てきた。
その高校の学生の中でそのイニシャルの生徒は一人だけ、ジェネビーブ・L・ベル。

その女生徒の家を尋ねた所、まだ学校に居るということで、マクギーとトーレスは学校へ向かう。

学校では昨夜一緒に居たという親友のマヤには会えたが、ジェネビーブは親からの電話で、入れ違いで帰ったという。マクギーは慌ててジェネビーブの家に戻ったが、ベル家は家財道具一式をそのまま残して逃亡した後だった。

マヤに事情聴取、ジェネビーブの居場所を尋ねるが、マヤの父親が弁護士で、一切協力しようとしない。証拠があるなら令嬢をとって取調室に呼ばれるはずだ、そうでないなら帰るという。

再びマヤを事情聴取、今度は取り調べ室へ呼ぶ。父親が「自分がやった」と嘘の自供をするが、ショッピングセンターの監視カメラ映像に、マヤが運転しているところが写っており、マヤは全てを自供した。

マヤは隣の家の車庫のシャッターが開いているのを発見し、マセラッティの写真を撮ろうと侵入したが、キーが社内に置きっぱなしなのを見て、出来心で乗ってしまったという。霧が深い夜で、何かにぶつかったのは分かったが、周辺を探しても何も発見できず、そのまま帰ったという。

アビーがベル家の家族写真を見て、娘の瞳の色が両親と違う事に気づく。そこから出生証明書を調べた結果、偽造であることが判明する。ジェネビーブがまだ赤ん坊だった頃、盗んだのだろうと。

ベル家に残された遺留物からDNA鑑定を行い、ジェネビーブと両親に血の繋がりはなく、実の父親は何度も刑務所に入っているマーティンという男である事が判明。ジェネビーブの母ブリタニーは生後半年で薬の過剰摂取で死亡、そのブリタニーの行っていた高校の教師がベル夫妻であった。

ブリタニーの死後、ベル夫妻はジェネビーブを娘として引取り、（犯罪者の父親から引き離すため？）養子縁組の手続きもせずそのまま家族として育てて来た。

ジェネビーブの使っていたブルートゥースのヘッドホンから、WIFIを通じてホテルの場所が特定される。マクギーがホテルに向かうと逃げようとするベル夫妻、しかしジェネビーブはもう逃げるのは嫌だとマクギーを招き入れた。

ベル夫妻の事情聴取、"若気の至り"の暴行罪の過去があったせいで養子縁組をしようにもできなかったので、そのままジェネビーブを連れて逃げたという。

スローンはジェネビーブの実の父親マーティンを呼び出し、娘の事を知らせるが、父親はベル夫妻から金をとれるか？と訊く。

実の父親に会うジェネビーブ、あまりに大きくなっていて驚くマーティン。ジェネビーブは私を自由にしてくれるか？とマーティンに尋ねる。

ベル夫妻と暮らしたいと訴えるジェネビーブ、育ての親は可愛がってくれているかと尋ねるマーティン。少し混乱していたマーティンだったが、ジェネビーブと言う名前をつけたのは自分だと言う。そして、親権放棄の書類にサインをするのだった。抱き合うジェネビーブとマーティン。

ジェネビーブは育ての親と今後も暮らすことになった。

レオン・ヴァンス所長の娘、ケイラが万引きで捕まった。理由を訪ねてもケイラは出来心としか言わない。
問い詰めても、軽犯罪で自分は17歳だから前科にはならないと嘯く。重い罪を犯したとレオンは責めるが、「謝ったでしょ！」と激昂して部屋に閉じこもってしまうケイラ。

スローンに説得されて、レオンは娘が何を隠しているのかを考え始める。

ジェネビーブの事件解決後、事件の顛末を娘に語って聞かせるレオン。
「良い親に恵まれた」と言うケイラ。
「自分も良い娘に恵まれた」というレオン。
「泥棒だよ？」
「マンディは18歳だろ？」というレオン。

ケイラの友人のマンディは18歳、ケイラはまだ17歳、マンディは荒れた生活をしていたが、ケイラのおかげで心を入れ替え、進学の道を目指そうとしていた。ケイラは17歳なので、罪を犯しても初犯なら処罰も軽く経歴にも残らない。マンディは前科もあったため、もし今度捕まれば進学の道は断たれてしまうため、ケイラが身代わりになったのだった。