NCIS 15 #16 「毒入りクッキー」あらすじ

原題：「THANDLE WITH CARE」

あらすじ：スペインに赴任中の水兵スウィーニーが毒殺された。毒は退役軍人会から送られた支援物資の中にあったクッキーに含まれていた。荷物を送ったロスという退役軍人が容疑者として挙がるが、ロスはイランで５年間捕虜を経験していた・・・

スウィーニーの妻に事情聴取をしていたところ、親類の男がスウィーニーの妻を疑えと騒ぎ、スウィーニーの兄のクライドが止めに入った。

ロス毎日支援物資を発送していた郵便局で聞き込み。女性職員はロスの事を覚えていた───ロスは必ずその女性職員に話しかけていたので、好意を持たれているのではないかと言っていた。

郵便局の記録を調べたところ、毒が入っていたクッキーだけは、郵便局からではなく、ロスの家の近くのポストから投函されていたことが判明し、その小包が出された日、しかもその日はロスはシカゴに居て、投函することはできなかったと分かっている。

田舎の郵便ポストには監視カメラはなく、いくら調べてもロスやスウィーニーに繋がる人物が浮かび上がってこない。

しかし、ロスは過去にラジオ番組に出演していたことがわかった。支援物資の話だと思って出演したが、デクスターは、ロスが捕虜になったのは自作自演の作戦で、中東とアメリカの緊張を高めるために利用されただけだ、などと政府の陰謀論を展開しだし、怒ってロスは席を立った。

トーレスとリーヴスがデクスターに事情聴取に行ったが、デクスターは軍人を侮辱するだけでまともに答えなかった。

デクスターの妻が去年、高額な自宅を購入したことが分かった。父親の遺産を相続したがそれは15万ドル、購入した家は65万ドルだった。ローンを組んだという妻は、怒って帰ってしまう。

デクスターが訪ねてきたトーレスとリーヴスの映像を隠し撮りしており、それをネットに投稿した。そして、スウィーニーという水兵が毒殺されたが、ロスの陰謀を暴こうとしたからだと語った。トーレス達はロスの名前も毒殺された事もデクスターには話していないはずだが・・・

デクスターを取り調べるが、政府の陰謀論を展開し続けまともに話をしようとしないデクスターだが、ギブスがデクスターの娘の名前を出した事で顔色が変わる。

「娘が自分の父親が殺人犯だと知ったらどう思う？」

デクスターは自分の発言が気に入らないので嫌がらせに呼ばれたのだと思っていたが、ギブスが本気でデクスターを殺人犯だと疑っていると知り慌てる。

自分はエンターテイナーで、話す内容はインチキだ。ロスの事はネットで見ただけだと言う。ロスの本性を暴くと言ってたのもデタラメだと。自分はリスナーが欲しがる情報を与えいるだけ、ロスの件はネットに書かれていたのを見ただけだと。

デクスターをいくら調べても有罪の証拠は出てこず、証言通り、ロスとスウィーニーの件はネットに先に投稿されていた。

最初に投稿したものを探すよう命じるギブス。

ロスの自宅を訪ね、ロスと話をするスローン。

打ち解けるためスローンは、自分も9ヶ月間捕虜にされ拷問を受けた経験を語った。

しかし、ロスは戦地での出来事が許せなかったのではない、全部アメリカ国内での出来事だったと語り始めた。

ロスには恋人が居た。恋人のお腹の中には新しい命も宿っていた。しかしロスは戦争に狩り出され、敵に捕まり、5年間捕虜として過ごした。救出作戦は失敗し、彼は死んだと結論付けられた。

五年後、救出され帰国した彼は、恋人には既に夫がおり、娘はその男を父親だと思っている事実を知らされたのだった・・・

ロスは元恋人に父親のことを秘密にするように言い、姿を消した。（本当のことを言ったところで、ロスはとても父親が務まる精神状態ではなかった・・・）

それ移行、娘とは縁を切り、二度と会っていないし、今後も会うつもりは無いと言うのだった。。。

チーム総出で徹夜で調べ、ついにスウィーニーの毒殺についての最初の投稿を発見する。その投稿が行われたIPアドレスは、退役軍人会だった・・・

投稿の時間、ロスはスローンと自宅に居たので違う。

退役軍人会に言って調査したところ、パソコンを悪用した者が居たため監視カメラが取り付けてあった。その映像に映っていたのは・・・

スウィーニーの兄のクライドと、スウィーニーの妻だった。映像にはクライドと妻がキスをしている様子も映っていた。

妻の家に行き二人を逮捕・・・

スローンは、ロスが本当は娘の居場所を知ってるはずだと推測した。

スローンは娘に名乗り出るようロスを説得し、娘＝郵便局の職員の女性のところへ連れて行くのだった。抱き合うロスと娘・・・

スローンはダッシュボードにあった昔の仲間たちの遺品を取り出すが、涙を流し慌てて遺品をしまうのだった。。。

-->