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辛子高菜が品薄?!辛子高菜のない博多ラーメンなんて!

生活・料理・便利グッズなど時事・話題
前にも書きましたが・・・

 ⇒ 博多ラーメンの正しい食べ方

辛子高菜のない博多ラーメンなんてアリエナイ!!

博多ラーメンの味の9割は辛子高菜が担ってるのに!!

(って、いや、そこまででわ?^^;)
日本農業新聞 - 辛子高菜 品切れ 「博多ラーメン」“名脇役”に異変 福岡県
福岡県名物「博多ラーメン」に欠かせない、「辛子(からし)高菜」の不足が深刻だ。需要が急増、供給量は他品目への切り替えで漸減…
agrinews.co.jp
いやぁ・・・辛子高菜の不足は、困るなぁ・・・

などという事を書いていたら、無性に博多ラーメンが食べたくなって、出かけてきました(笑)



上記ニュースで報じられた通りなのか、ここは辛子高菜が有料オプションになっておりました(30円)。

しかし、むしろそのほうがありがたいかも。店が無料で出してくれているのだと、「品薄なのにそんんなにたくさん使うなよ・・・」とか店の人に思われてそうな気がして思い切り使えませんから。

有料なら、出してくれた分は全部自分で堂々と使えますからね。無料のだと何度も継ぎ足しは遠慮してしまいますたが、これなら、食べながら少しずつ箸で追加しながら食べられるので良い。

ラーメンもまぁまぁ、普通の博多ラーメンでした、辛子高菜を追加して、スープも美味しい~

ただ、チャーシューは豚臭が強く固めで、それほど美味しいものではありませんでした。(まずいというほどではありませんが。)

そのせいというわけではありませんが、この店には二度と行かないでしょう。何故かと言うと・・・食べてる途中、店の中にタバコの臭いが充満・・・

私の他にもう一人客が居たのですが、その客がすったのかと思いきやさにあらず。そもそも、見回してみても灰皿置いてません。(カウンターのみの狭い店内なのでこの中でタバコOKにしたら大変な事になりそう・・・)

じゃぁどこから???

店の奥から。。。

途中、店の店長かオーナーらしき私服の人間が入ってきて、奥に消えて行ったんですよね。

ソイツか!!(ーーメ)

せっかくのスープが台無し。。。

まぁ、ラーメンの味も、悪くはなかったけど、「これれは美味しい!もう一度行きたい!」と言うほどでもなかったんですよね、正直。。。

というわけで、評価が低い場合はお店の名前は書きません。
(実名書いて名誉毀損とか言われても困りますからね。)

さて、このように、時々無性に食べたくなるラーメンという不思議な料理ですが。

実は死んで幽霊になってからもその味が忘れられないという霊魂が居るらしいんですね・・・(・ω・;)
浩司は突然交通事故で他界した。

浩司は少し前、遺産相続がらみの親族間のトラブルで、強い念を受けて幽体がボロボロになっていたため、死後、質の悪い霊魂が多くいる階層に入ってしまった。

人間は、他人からの念より身内からの念のほうが大きなダメージを受けてしまうことが多い。身内であると油断するからなのだろう。

普通は、肉体を持った人間の発した念程度では、それほど大きなダメージを与える事は少ない。念で酷く幽体が傷つくという場合は、相手は他人ではなく、身内の者が原因であることが多いというのが現実である。

さらに悪いことに、実は、浩司がいなくなれば遺産の分前が増えると考えた親族の一人が呪いをかけていた。

呪いなど本当にあるのか?

普通は、単に生きている人間が恨みを抱いた程度では、それが呪いとなって誰かに影響を与えるという事は少ない。

しかし、呪いについての専門的な霊魂が間に関わると、大変な事になってしまう事がある。そのような霊魂は、人間が発した呪いの念を何十倍にも増幅して、相手の人間の体の弱いところに突き刺しに来るのだ。

たまたま、その親族の友人に、そのような悪い霊魂を引き連れた者が居た。その友人に遺産相続についての不満を愚痴った。その時、友人の背後に居た霊魂に目をつけられた。その霊魂は面白がって、親族の発した念を運び、浩司の心臓に刺したのだった。

もともと、遺産相続で親族と骨肉の争いをしていた浩司は、親類からの念を受け、幽体がボロボロになっていた。

浩司は、身内同士の事なので、それほど酷い事になるとは思っておらず、油断していたところがあったため、かなり大きなダメージを受けてしまい、幽体が傷ついて弱ってしまっていた。

そこに、呪いの槍が刺さった。

ダメージを受けた幽体の心臓は生命力を著しく弱めてしまい、肉体の心臓に影響が出てしまった。もともと心臓が弱かった浩司だが、霊魂はその弱点を知っていてそこに刺したのだ。

浩司は運悪く高速道路で車の運転中、心臓発作を起こして意識を失い、そのまま壁に激突し、即死した。

普通は、そのように酷く幽体が傷ついたとしても、即座に肉体に影響が出ることは少ない。しかし、もともと心臓が悪かった事、幽体が弱っていたことが重なって、最悪の結果になってしまった。。。

浩司の受難はまだ続く。

幽体がボロボロになっていた浩司は、死後、質の悪い霊魂がウヨウヨ居る世界に入ることとなった。そこに居る霊魂は、誰彼構わず暴力を振るってまわるような者ばかりであった。この世で言うなら、すべての人間がヤクザか暴力団員・犯罪者、それも凶暴な性格の者ばかり、という街にきてしまったかのごとし。しかも、その街には警察も法律も存在しないのだった。

死後の世界に入ったばかりで、まだ右も左も分からないような霊魂を、まずはボロボロに殴り、引き裂くのがそこの連中のシキタリであった。怖い思いをさせて逆らえないようにしてしまうのだ。また、力の強い霊魂も中には居るかも知れないが、他界後すぐで勝手が分からず力を発揮できないうちに"締めて"しまおうと言う意味もあるようだ。

浩司もその怖い連中の洗礼を受け酷目に合わされたあげく、手下とされ働かされる事となったのだった。。。

やがて、浩司はその連中に人間の(物質の)世界に連れてこられ、そこで人間たちにイタズラするよう命じられた。言われるままに素直にあちこちに行って人間にイタズラする技術を磨いた浩司は、やがて立派な邪霊となっていた。

そのうち浩司は、とある街のラーメン屋の前に居た。
生前は無類のラーメン好きだった浩司は、ラーメンの味を懐かしく思い出し、もう一度食べてみたいと思った。

しかし、霊魂は物質に触れることができない。当然ラーメンを味わうことなど普通はできないが、悪い霊魂達に教わった技術が浩司にはあった。

浩司はラーメン店の入り口に居て、出入りする客をずっと観察していた。そのうち、客の中に、間気を酷く漏らしている者を見つけた。これはチャンスである。浩司はその人間から間気をどんどん引き抜いて行った。最初はうまく行かなかったが、その客にくっついて行き、しつこく間気を漏らさせ、抜き取る作業を繰り返した。やがて準備が整った。

ラーメン店の常連客だったその人間がまた店に行き、席に着いた時、上半身の頭の部分の幽体をズラし、自分の頭をその人間の肉体の中に突っ込んだのだ。

浩司は、念願のラーメンを食べることに成功したのか・・・?
残念ながら、他人の肉体にいきなり入ってもうまく操れるわけもなく、感覚もうまく伝わってはこなかったのだった。。。

その客は、幽体から間気を著しく減らし、また頭部がズレやすくなってしまっていた。

そこに怖い霊魂が現れた。怒られ酷い目に合わされるか怯える浩司だったが、予想外にも褒められた。

「なかなか良いオモチャをみつけたじゃないか」

大量に間気を漏らし、頭部がズレていた人間を見て、怖い霊魂は自分もオモチャにしたい、肉体の中に入ってみたいと思ったようだ。

浩司からオモチャを奪い取った先輩の邪霊は、その人間の肉体からさらに間気を減らし、寝ている間に肉体から本人の幽体を押し出して自分が入って遊ぶようになった。そのうち、朝が来て本人の幽体が肉体に戻ろうかと言うときに、中に入っていた邪霊がもう少し遊びたいと肉体から出ていかず抵抗したのだった。その結果、その人間の幽体は肉体との繋がりが切れ、他界することとなってしまった。

幽体を肉体を結ぶコードをシルバーコードなどと呼び、とても太く強いものだなどと称している自称オカルト研究科もいるようであるが、実際にはその"コード"は弱く、切れやすいものだったようであった。。。

その人間を先輩邪霊に奪われた浩司は、また次のターゲットを探すことにした。

うまく行かなったにしても、なんとなく、ラーメンを食べることに成功したのだ。次はもっとうまく行くかもしれない。

そうして浩司は、ラメーン屋の店の前で客を待つ邪霊となったのだった。。。
今回は物語風に書いてみました。(自分がこれまで学んだ霊魂学の知識を使って考えたフィクションです。)

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