「なりすましWiFi」というものがあるので注意、という話を聞いた。 スマホで、一度接続したWiFiアクセスポイントであれば、自動接続にしておけば、WiFiスポットがあるエリアに入った時、特に何も操作しなくても自動的に再接続してくれる。 これは便利な機能ではあるが・・・どうやら、別の場所の異なるWiFiアクセスポイントであっても、名前が同じなら黙って自動接続してしまうのだとか。
例えばＡという駅で無料のWiFiスポットに接続した。自動接続オンの設定で、次からはその駅に行く度に自動接続されるようになる。ところが、Ａ駅とは違う場所を歩いている時に、Ａ駅と同名のWiFiスポットがあった時に、そこにも自動接続されるようになってしまう、ということらしい。 Ａ駅の無料WiFiスポットのアクセスポイント名（SSID）を調べて、自分の同じ名前をWifiに設定すれば、Ａ駅で自動接続設定した人のスマホが、自分の家の近くに来た時に自動接続されるので、悪意がある人であれば、通信の中を覗き見して情報を抜くことができる、と言う事になる、と。。。
え、本当に？！？！？！ と思って検索してみたら、たとえ名前のかぶっているSSIDがあっても、パスワードが設定されているSSID同士であれば、パスワードが異なっているので自動接続はされない（パスワードを訊かれる）わけですね。（ほ） 無料WiFiは、そもそもセキュリティの問題があるので接続しないのが常識ですね。 「なんだ、無料WiFiには接続しないから自分は大丈夫」・・・・ と思ったら、そうではなかった？！
パスワード有りのSSID同士であれば、パスワードが一致しない限り接続されませんが、ここで疑問が・・・ パスワードが設定されているSSIDと同名のSSIDを持った、パスワードなしのWiFiアクセスポイントがあったらどうなる！？ これは自宅で実験可能なのでやってみた。 自宅の無線LANの設定は、当然パスワードが設定してあるが、それを「なし」に設定してみる。 そして、スマホのWiFiをオフにして、再びオンにしてみたところ・・・
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・・・あ！自動的に繋がった！！ と言う事は、ターゲットのアクセスポイント（パスワード有り）のSSIDを調べて、同名のSSIDを設定したWiFiを設置すれば、自動接続させる事が可能になるということ・・・？？？ もしそれが可能なら、Ｂ社の近くに行って、無線LANのSSIDを調べる。同名のSSIDを、Ｂ社の人間がよく行く喫茶店等のWiFiに設置すれば、Ｂ社の人間が来店すれば、スマホが自動的に接続される事になる・・・ そうなれば、WiFiの通信ログを見たり、ハッキング技術があればスマホの中の情報を細かく見ることも可能かも？ 別に店の機器を利用する必要もない、携帯型のWiFiルーターを持ち込んで、喫茶店でお茶を飲んでいればいいだけで。。。
これは困った話になるかも。 対策としては、自宅や会社の無線アクセスポイントのSSIDをステルスモードにしておくことか？ 無線アクセスポイント一覧に表示されなくなるので、名前を知っている人にしか使えなくなる。社内の人間にだけ告知しておけば、社外からは通常の方法では無線アクセスポイントがある事がわからなくなる。 あとは、無線LANに自動接続されないようにスマホを設定しておく。 ただこれをやると、いちいち手動でWiFiに接続しなければならなくなるので面倒だなぁ・・・
※この問題、どうも検証しきれない部分がある・・・無線LANへの接続の仕方は、スマホの機種によっても異なっているような気もする、自動接続の設定の項目等も違っているだろうし・・・ 家の無線LANで、パスワードを解除しても自動的に接続されたのは確認したけれど、例えば異なるルーターを使った場合はどうか、環境が変わればSSIDが被っていても自動接続しないように設定してあれば、他の場所で自動接続してしまう事はないわけだけど・・・ そこまでの機能は盛り込んではいないと考えるのが自然か・・・？(**;) 機会があったらもっと検証してみたいけれど・・・検証可能な環境を作るのが難しい・・・ そもそも、ハッキング技術とかないし。ルーターのログの見方も知らんし(笑) ログくらい取られていますよね、ルーターって？？？(^^;)
☆セキュリティソフトをインストールしておくと、パスワード無しのアクセスポイントに接続する時に、自動接続させず、毎回尋ねるようにしてくれるものもあるようです たとえばコレとかは警告が出るとの情報がやはり、Android や iOS でもセキュリティソフトは必須、という時代になったように思います。。。
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