人間の臓器はどれも休むことなく働きづめ 人間の胴体の中にある臓器は、そのほぼ全部が、言わば死に至る急所である。どれひとつ壊れても、人間は生きてはいけないのだ。 意外と、即、致命傷にならないイメージがあって、大事にされないかわいそうな臓器がある。 例えば、肝臓。 ついついお酒を飲み過ぎてしまう人も居るだろうが、肝臓が壊れれば、人間は毒素を分解する事ができなくなって、死ぬ。 腎臓。 機能しなくなると、血液中の老廃物や毒素を排除できなくなって、死ぬ。 意外と甘く見ている人が多いが、腎臓病は死に至る重大な病気だ。 肺も、呼吸ができなくなった時点で、死ぬしかない。呼吸ができないと、数十秒、よくて数分しかもたない。 人間は、毎日毎秒、一生懸命呼吸し続けている。休みたくとも休めない。一瞬休めば苦しくなってしまう。肺は死ぬまで呼吸し続けなければいけない。ご苦労様な事だ。少しは休みたいと思ったことはないのだろうか? 消化器官。 もし、食べ物を吸収できなくなれば、死ぬしかないのだ。餓死である。 もし腸が栄養を吸収してくれなければ、胃が食べ物を消化してくれなければ、死ぬしかないのだ。 人間は、毎日よくもまぁ、朝昼晩と食べ続けるものだと思う。こんなに絶え間なく食べ続けないと生きていられない、大変な仕組だと思う。胃腸もご苦労様な事だと思う。
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