ネット上で 「EMGの電池を逆極性で接続すると一瞬で壊れる!」 というような記述を目にしたことがあり。 そう言われてしまうと、決して安いものではないですから壊すのは怖いので、わざわざ試す人は居ないだろうと思うわけですが。 まぁそもそも、9V電池はバッテリースナップで接続する形なので、凹凸がありますから、反対向きには付けられないので間違いは起きにくいわけですが。 しかし、自分で配線する場合、間違う可能性もゼロではないわけです。 では、もし、バッテリーの極性を間違えて逆に繋いでしまったら??? という疑問が湧いてきて、検索してみたら 「とにかくダメ、即壊れる」「テスタで導通を当たっただけで壊れる」 なんて怖い話のオンパレードで。 某知恵袋などでも、皆さん大真面目に答えられていますね。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12113894557 そもそもICの耐圧は5V程度しかないという話なので、9Vの電圧を逆にかけたら一瞬で壊れる・・・?
ええ、まぁ、やってみた結果(笑) 結論としては、壊れませんでした(^。^;)ほっ 別に、壊れるかどうか確認するためにやったわけではないのですが。 先日の、EMGの電源を外部から供給する装置を自作した際に、何度も逆に繋いでテストしてしまいました(笑) どうも、よくよく調べてみたら、EMGのPUの中にも、ちゃんと回路内に逆流防止のダイオードが入っているようで。 こちらのサイトにある回路図を見ると、下のほうにある電源の入ってきている+9Vというところにダイオードが入っていますね 多分これが、逆流防止のダイオードらしいですね。 つまり、逆に繋いでも電気は流れないようになっているんですね。 そりゃそうですよね、まともな設計者なら、当然そうしているはず。 ましてや有名なEMGのターナー兄弟ですから。 世界中でこれだけ普及しているEMG、自分で交換して配線してる人も多いと思いますので、そう簡単に壊れたら、もっと「壊れた!!」という苦情?いや情報が濫発していそうなものですが、実際には、EMGが壊れたという話はほとんど聞きませんよね。 ただ、もちろん逆流防止ダイオードにも耐圧の限界はありますので、絶対壊れないとは言えませんが 検索してみても、EMG81に入っているMMDB701というダイオードがどの程度の耐圧があるのか分からないのですが、しかしどうやら、逆流防止ダイオードの耐圧は数百ボルトくらいあるのは当たり前のようなので、(あまり詳しくないので間違ってるかもしれませんが)、9V電池で使うのであれば、そうそう壊れるような事はなさそうな気はします。 ACアダプタなどを使って大電流を流せば、場合によっては壊れることもあり得ると思いますので、自己責任でということになりますでしょうか。
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