今回の一連の深田氏による戸籍不正取得の告発に関するバトルを見ていて、不思議に思う事がいくつかありますね。 いろいろありますが、まとめてしまうと、維新(足立議員及び橋下徹元代表)が、どうして深田氏をそこまで執拗に攻撃し続けるのか? 深田氏がB氏の戸籍等の個人情報を公開したのは違法行為であると言うことで橋下氏は攻撃を始めたようですが。 ⇒ 藤井一良の中国戸籍掲載。やはり、中国スパイだった!(戸籍画像あり)蓮舫は? ⇒ ファーウェイスパイ列伝3 藤井一良 思うに、深田氏は、違法行為上等、裁判上等、公の場にB氏を引っ張り出し、戸籍不正取得の問題を白日の元に晒したい、という確信犯なのではないかと。 橋下氏はそれに気づいたのか、途中から、深田氏への中傷より雑誌「WILL」へ攻撃の矛先を変えたように見えます。 深田氏のやっていることが、本当に不法行為なのか、専門家ではない私には分かりません。 弁護士でもある橋下氏は法律の専門家ではあるでしょうが、正式に裁判して判決が出ない限り、橋下氏の判断が絶対正しいとは言えないでしょう。 ただ、橋下氏のプライバシーの侵害という主張には違和感を、個人的には感じるところがあります。 なんというか
誰かが犯罪を行っていたのを知り、証拠を握ったとしても、その人が犯罪を行っているという事実はその人のプライバシーになるので、公開するのは違法だ
と言われているような… 犯罪を看過してしまうのもまた犯罪だと思います。 証拠を持って警察に通報するのは義務でしょう、違法であるわけがない。 警察に通報するのは合法だが、その証拠を勝手に世間一般に公開してしまうのはプライバシーの侵害だ、と言う事は理解できます。 しかし、今回の場合は、深田氏は、警察に証拠を持って通報したのに、警察が対応してくれなかった、という状況なわけです。 ならば、たとえプライバシー侵害の罪を犯す事になるのは覚悟の上で、事実を世間に訴えたい、という深田氏の捨て身の覚悟なのかも知れません。 しかし、仮に深田氏の主張が正しかった場合、深田氏が公開したB氏の戸籍情報は、実は真っ赤な偽物で、B氏は中国人のスパイであり、Bという日本人は存在しないと言うことになってしまいます。 実在しない人の戸籍を公開したところで、プライバシーの侵害などなるわけがないと思われますので。 深田氏の行為は違法行為ではないということになってしまいます。 深田氏の自信満々の証拠公開は、そういう事なのではないかとも思えますね。
橋下氏と深田氏の主張が平行線なのは、橋下氏は深田氏のB氏は中国人であるという主張を、間違いであると判断している点ですね。 深田氏の主張が間違いで、B氏が呉なる生粋の中国人ではなく、中国在留邦人だった祖父・治さんの子孫で間違いない、ということであれば、名誉毀損・プライバシー侵害が成立する可能性はあるように思います。 その場合は、正式に深田氏に謝罪と賠償を、裁判で要求すればよいだけでは? 3年も放置気味だったブログですが、橋下氏が騒いだせいで大事になってしまったため、再び動き出したようです。 新たに出生の証拠として、昔テレビで報道された番組の録画(動画)を公表しています。 この番組の中で、B氏の祖父の中国名が「呉健華」であるとはっきり出ているようです。 つまり、深田氏の主張、「B氏の祖父が日本人の治氏であるという主張は嘘で、祖父は本当は呉健華という中国人だ」という話に矛盾はなくなってしまうような気もします。 この問題については、深田氏は一歩も引かない姿勢のようですので、いずれ裁判で(本当に裁判になれば)はっきりするのではないでしょうか。深田氏が間違っていたなら、B氏に対して正式に謝罪と賠償をして罪を償うしかないでしょう。もし深田氏が正しかったとしたら、そもそも裁判にならないかも…? それ以前に、B氏がソースコードをC国企業に流出させてしまった事件等はまた別の問題として残りますが。
まぁ、深田氏とB氏の個人的な揉め事は、双方が正式に裁判なりして解決してくれれば良いわけですが。ここでやっぱり不思議なのは、なぜ、維新の足立氏、橋下氏は、ここまで深田氏の個人的な問題に口を突っ込んできたのか? きっかけは、維新の戸籍改正の提案なわけですが。 どうも、戸籍制度についての不都合な真実を深田氏に吹聴される事が、維新の目指す戸籍の改正に邪魔になると踏んだからでは?という意見があるようです。 維新の訴える戸籍制度の廃止は、実は背乗り(戸籍の乗っ取り)をやりやすくするための改悪ではないのか?というのが深田氏の疑問なわけで。 それについて、未だに維新は真摯な説明を国民に対してしているようには見えません。 政治家は、質問されたら百回でも真摯誠実に説明するのが仕事だと思っていましたが。それをほとんどせずに「勉強不足だ出直してこい」で終われせてしまったら、新たな支持者は獲得できないと思うのですが。 維新は丸山議員の辞職勧告から始まった人気下落を意に介していないようです。 支持者(構成員)は分かっている、その他の国民に説明などする気はない、とでもいうような姿勢? 余談ですが、橋下徹氏は政治家を引退したはずなのですが、未だに普通に維新の会の政策を語っていますね。それを支持者も何も違和感を感じていない模様。 つまり、未だに維新の影の支配者として影響力を持ち続けているということなのでしょうか。 それはともかく、戸籍制度についての不都合な真実を広められる前に、B氏の件を利用して深田氏を潰そうと橋下氏が乗り出したのかも知れませんが。 もし、深田氏の言う通り、B氏が背乗りであったとしたら、余計なことをしてくれたと怒っているかも知れませんね(笑) 足立氏・橋下氏が騒ぐ前は、深田氏の主張は全然注目を浴びておらず、興味を持つ人は少なかったはず。黙ってスルーしておけば、そのままの状態が続いたと思われますが(笑) 結果的に、深田氏の主張を「個人的な問題」としてこれまで取り上げてこなかった雑誌「WILL」が、ついに戸籍背乗り問題について特集記事を載せる事に決まったそうです。 橋下氏は結果的に深田氏をアシストしてしまった形になった模様 深田氏としては、これでこの問題が世間の注目が高まり、B氏が戸籍を不正取得した中国のスパイであるという事を白日の元に晒したいわけですね。 米国が中国企業のファーウェイをスパイ企業と断じて制裁に入りましたが、そうなってくると、荒唐無稽と思われがちだった深田氏の主張が、真実味を帯びてくるような気がします。
深田氏の矛盾を指摘するサイト等の主張への反論を、深田氏が始めた模様です。 ⇒ http://fukadamoe.blog.fc2.com/blog-entry-4213.html 元大阪府知事の橋下徹氏を通じて、「いつでも取材を受ける」と言っていたはずのB氏は、未だに取材を受けずに逃げ回っているようですね。 時間を稼ぐほど、その間SNS等でアンチ深田キャンペーンが浸透していきますから、取材を待たずに深田氏が反論を開始したということですね。
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