パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々
(原題:Percy Jackson & the Olympians: The Lightning Thief)
監督:クリス・コロンバス
出演:ローガン・ラーマン、アレクサンドラ・ダダリオ、ブランドン・T・ジャクソン
実は、この作品の事は名前も聞いたことがなかったのですが、見てみたら、なんかすごい良作で、驚きました。 私があまり子供向けファンタジー作品に興味がなかったから知らなかっただけですね。 アメリカで長期に渡ってベストセラーになっている小説が原作だとか。 一言で言うと、アメリカ版ハリー・ポッター?(内容はギリシャ神話だけど・笑) ハリー・ポッターはイギリスらしいシニカルさに満ちていましたが、こちらはアメリカらしいカラッとした陽気さがあって、あまりクドくなくて好感が持てました。(個人的に、シニカルなイギリス文化はあまり好きではない。) 内容は、ギリシャ神話の神々や妖怪は、おとぎ話ではなく実在していて、人間には分からないように人間に化けて一緒に生きているという世界観の中での、現代版ペルセウスの物語? ただし、ペルセウスは神話ではゼウスの子のはずですが、映画では何故かポセイドンの子ということになっています。
あらすじ
ゼウスの最強の武器、「稲妻」が盗まれる。怒ったゼウスは弟ポセイドンを呼び出し、お前の息子がやったと言い出し、10日以内に返さないとただではおかないと言う。 ポセイドンの子、パーシーは、自分が神と人間のハーフ(デミゴッド)であるということを知らずに育っていたが、ゼウスの稲妻をパーシーが盗んだと言う噂を聞きつけ、魔物が襲ってくるようになる。 人間に化けて、パーシーを陰ながら守っていたグローバーにデミゴッドの養成所へ連れて行かれるが、養成所の入り口でミノタウロスに襲われ、母親を殺されてしまう。 養成所で訓練を始めるパーシーだったが、そこにハデスが現れて、パーシーに「母親は生きている、返して欲しければ稲妻を渡せ」と要求する。 養成所を抜け出したパーシーとサテュロスのグローバー、宛名の娘・アナベスの三人は、ハデスの居る冥界へと向かい、冒険の度に出る。 ペルセウスの神話を辿るように、メデューサを倒したりしながら、冥界にたどり着いた三人は、ハデスに稲妻は持っていない(自分は盗んでいない)と言うが、実はパーシーの持っていた盾(ヘルメスの息子・ルークに借りた)の中に稲妻が隠されているのをハデスは見つける。用済みになった三人と母親を殺そうとするが、ハデスの妻が裏切り稲妻を奪ってハデスを気絶させる。 パーシーはオリンポスへ向かうが、一歩手前でルークが稲妻を奪いに来る。ルークを倒したパーシーはゼウスに稲妻を返し、誤解を解く。そして父親(ポセイドン)と初めて会うのだった。
軍神アテナの娘、アナベス役のアレキサンドラ・ダダリオが美人ですねぇ
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— Alexandra Daddario (@AADaddario) 2017年9月9日
A couple months after moving to la in 2009 pic.twitter.com/OW9Z1LODdP
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