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沖縄の悲しい宿命ととりうる選択肢

政治・経済・法律
沖縄県名護市の元市長の稲嶺進氏が「米軍基地が必要というなら沖縄に押しつけずに全国で負担してください」と訴えているとか。

これは完全にミスリードを狙っていると思う。

日本が基地を必要で、それを沖縄に押し付けているのではない。

基地を必要としているのは沖縄。

「太平洋のキーストーン」と言われる沖縄は、位置的に、太平洋の覇権を狙う国に必ず狙われるの宿命の島。

沖縄が自力で自分たちの島を守れないのであれば、どこの国でありたいか、どこの国に守ってほしいか?と言う選択の問題になってしまう。

そう考えると、現状では、日本か、アメリカか、中国か、と言う選択肢しかないだろう。

どこの国でもない、琉球が独立国としてありたいと言うには、どこの侵略も受けないための武力を自力で保持するしかないが、琉球単独でそれを賄う経済力はないだろう。

日本でありたいなら?

憲法を改正して自衛隊がちゃんと沖縄を守れる体制を目指すべき。

※現状では米軍がいなければ中国の攻撃に自衛隊は対応できない
尖閣諸島の領空内に中国の戦闘機が領空侵犯、自衛隊の戦闘機がスクランブルするも、中国の戦闘機にロックオン(自動追尾ミサイルを発射体制にして自衛隊機に照準を設定されること)され、自衛隊機は妨害の煙幕(チャフ)を撒いて逃走せざるを得なかったという事件があった。中国は「自国の領空を侵犯してきた自衛隊機を追い払っただけ」と発表した。事実上、尖閣諸島は中国が実行支配している状況らしい。
中国軍機が自衛隊機をロックオン?ミサイル撃たれた?自己防衛装置とは?一触即発のドッグファイト!
最近の中国軍の行動は目に余る!   6月9日に中国軍が尖閣諸島周辺に現れ話題になったば…
geisupo7.com
また、日米地位協定を改善させるには、日本の司法が先進国と同等レベルとなるよう改善を求めていくべき。日本の司法が後進国並みであるという認識がアメリカにある以上、野蛮・非論理的な司法しか持たない国に自国民を委ねる選択などアメリカがするわけがない。

中国になりたいのなら?

一度琉球として独立して、その上で中国の自治区として編入を希望するのが一番早いかも知れない。
そのために琉球独立運動をがんばればいい。

※ただし、中国になれば、沖縄の原住民族はやがて隅に追いやられ根絶やしにされる可能性を認識しておくべきだが。チベット・モンゴル・ウイグルなど、中国の侵略を受けた地域の状況を見れば、占領後は、中国の国民を移住さえ、もともといた原住民族はどんどん隅に追いやられ、弾圧され、処刑され、最終的には根絶やしにされるのが常道のようにも見える。
中国はそのような事はしないと信じるなら、それもまた自由だが。

アメリカになりたいなら?

現状でそれを望む声は聞いたことがないけれど、沖縄がアメリカの一州になる可能性は、現状では簡単ではないだろうが、アメリカと価値観を同一にするなら、現状維持で良いはず。
強いて言えば、米軍の綱紀粛正を徹底することを要求するべき。

現状では、沖縄の基地反対運動をしている者たちは、真の意味で沖縄のためを考えているのではく、中国になりたいという最終目標のためにミスリードをさそう活動を続けているように見えてしまう。

どうするか。何を選択するか。

何が正解かは分かりませんが、沖縄の人が、特定の目的を持った活動家のミスリードや煽動に惑わされず、本当の意味で沖縄のためを考えてくれることを願っています。

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